令和6年度日本語教員試験出願状況、発表。
先週末の、日本語教員試験。
受験なさった方、お疲れ様
でした。
早速、文科省から下記報道発表が
ありました。
令和6年度日本語教員試験出願状況に
ついてお知らせします
https://www.mext.go.jp/content/20241115-mxt_nihongo02-000038700_1.pdf
注目すべきは、
【表2】資格取得ルート別出願状況
私個人としては、今まで自分が対象
である経過措置の情報しか取って
いなかったこともあって、
試験ルートで4,133人もいるという
のは、ちょっと驚きでした。
これは、現職者ではない、これから
日本語教師を目指す方が受験する
ルートで、
日本語教員試験の合格に有効期限は
ありません。
このことは、こちらの資料に明記
されています。
登録日本語教員の登録等について
(新たに日本語教員になろうとする方
(現職者以外の方)向け)
https://www.mext.go.jp/content/20240524-mxt_nihongo02-000034832_1.pdf
つまり、
「まだどこで実践研修をするかは
決まっていないけれど、
とりあえず試験合格だけ得ておいて、
次のステップにつなげよう。」
そう考える方が多いのではないか
と思います。
あと多いのがEルート。
つまり、基礎・応用試験免除の
方ですね。
こうした方は、講習を受ければいい
だけなので、資格取得は確実。
今、多くの日本語学校が一番欲しい
人材ではないかと思います。
この対象の方は、よりいい職場に
転職する絶好のチャンスですので、
転職を検討なさっている方は
行動なさるといいと思います。
そして、最後に多いのがCルート。
応用試験の結果待ちですね。
受験なさった方は、いい結果
が出ることをお祈りします。
いろいろ考えると、
これまでの日本語教育能力検定試験
は、ここ2年で8,000人程度の出願
があったので、
試験ルートの4,000人というのは、
少し少ないかなと思います。
養成機関ルート待ちなのかも
しれません。