50代単身の貯蓄額の平均1,048万円。なのに中央値は。

私も今年で53歳。

そこで、ふと、

「世の50代単身は、どれくらい貯金して
 いるんだろう。」

と思い、Googleで調べてみました。

すると、平均が1,048万円。

これを見た時、正直私は、

「なんだ。みんななんだかんだ言って
 そこそこ貯めているじゃないか。」

と思いました。

ところが、中央値を見て驚きました。

中央値というのは、データを大きさの順に
並べたときにちょうど真ん中にくる値です。

ここでは、50代単身者の貯蓄額が多い
人から順に並べ、

ちょうど真ん中に来る人の貯蓄額の
ことです。

普通に考えれば、平均値が1,048万円
なわけですから、

だいたいその半分の500万円ぐらいかな
と考えるのではないかと思います。

ですが、正解はなんと【52.5万円】。

出典はこちらです。

50代の平均貯金額は1,199万円、中央値と
老後に向けた貯蓄のポイント
https://okane-kenko.jp/media/saving-50s/

平均値と中央値がこれほど離れた
統計データは、見たことがありません。

これは、一部の富裕層が平均値を
大きく引き上げていることを意味
します。

これは、どこか海外の話ではあり
ません。

日本の話です。

しかも、上記サイトの

「50代の単身世帯の金融資産保有額割合」

の円グラフを見ていただけるとわかり
ますが、

50代単身の約半数の人の貯蓄額は
100万円未満。

つまり、ほとんど貯金がないという
ことになります。

他人事ながら、「大丈夫?」と
思ってしまいます。

人生100年時代。

50代はちょうどその半ば。
折り返し地点。

この後に来る定年退職や健康リスク
のことを考えれば、

今のうちからしっかり蓄えておきたい
ところ。

とはいえ、日本語学校勤務だけだと、

▼そもそも収入が少ない。
▼体力がどこまで持つか不安。
▼非常勤なら解雇のリスクもある。

そう考えれば、

▼相応の収入が見込める。
▼体力に応じて働ける。
▼突然の解雇のリスクが少ない。

そんな働き方の方途を今のうちに
1つ確保しておくのは、賢明なこと
ではないかと思います。

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にかなう働き方ではないでしょうか。

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