オンライン教師という選択肢。
皆さんは、今日本語教育界にオンライン
教師の大きな波が来ているのをご存知
でしょうか。
日本語学校に非常勤で勤めながら、
あるいは、日本語学校勤務を辞めて
オンライン教師を始める人が増えて
いるのです。
理由は簡単で、
▼時給が日本語学校の1.5倍以上。
▼資格がなくても始められる。
あればなおよし。
▼自分の都合に合わせて好きなだけ
レッスンを入れることができる。
▼マンツーマンなので、目の前の
学習者のことだけ考えればいい。
▼自分のやりたいようにレッスンが
できる。
▼授業準備が極端に少なくて済む。
▼在宅なので、小さいお子さんが
いても仕事ができる。
▼サービス残業(テストの作成採点、
作文添削、教師会議など)がない。
まだまだありますが、まずはこの辺りで。
感染症リスクは今後もずっとついて
回ることを考えれば、
日本語学校一択のワークスタイルは
あまりにもリスクが大きすぎるん
ですね。
そこで、篠研では現在
オンライン日本語教師Akiko
「オンライン日本語レッスン構築講座」
【全6回】 第3期
を実施しているわけですが、
おかげさまで、募集後早々と満席(^_^)
「もっとオンライン日本語レッスン講座
を開講してほしい。」
という声にお応えして、
■オンライン日本語教師滝澤ゆりか
「オンライン日本語レッスン構築講座」
【全6回】第1期
(2024年5月12日〜7月21日開催)
https://www.kanjifumi.jp/
の募集を開始いたしました。
講師の滝澤先生のプロフィールは
以下の通りです。
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滝澤ゆりか 先生
フリーランス日本語教師。
学生時代はスペイン語を専攻し、アメリカや
メキシコへの留学を経験。
卒業後は商社で営業事務として勤務。
2016年、会社員をしながら日本語教師養成講座
に通い始め、翌年、420時間を修了、日本語教育
能力検定にも合格。
その後、商社を退職し、スペイン語通訳の仕事
などを経て、2019年、日本語教師になる。
2つの日本語学校で非常勤として働き、週20コマ
以上の授業を担当。
同時にオンラインプラットフォームにも登録し、
3つの掛け持ちを始める。
コロナでオンラインレッスンの需要が一気に増え、
日本語学校を退職。
現在は、子育てしながらオンラインで教えている。
5年で6600以上のオンラインレッスンを実施。
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いかがでしょうか。
滝澤先生の講座の大きな特徴は、
【語学プラットフォーム「Amazing Talker」
を活動の場にしていること。】
Amazing Talkerは、主に台湾や香港の
学習者が多いプラットフォーム。
学習者の多くは初級で、『みんなの日本語』
が主な教材。
なので、日本語学校で漢字圏学習者に
『みん日』で教えたことがあるという方は、
とてもやりやすいと思います。
繰り返しになりますが、今日本語教育界
では、オンライン教師の波が来ています。
残念ながら、国内の日本語学校は、
▼国家資格化で就職のハードルが上がり、
▼にもかかわらず待遇改善の兆しはゼロ。
▼さらに、今後の感染症リスク。入国制限
のリスクはずっとついて回る。
という状況。
であれば、オンライン教師という選択肢
を持っておくということは、
息長く、安心して日本語教師ライフを
続けるための必須条件ではないか。
そのように思います。