あと何年、日本語教師ができるか。

篠研の篠崎大司セミナー
　「ミニ実習授業あり！初級文型指導実践編
　−『みんなの日本語　初級II』を中心に−」
　https://00m.in/wokhp

にご参加いただいているH.T様より
お申し込みアンケートを頂戴いたし
ましたので、ご紹介いたします。

H.T様、セミナーお申込み並びに
アンケートご回答をありがとう
ございました。

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Ｑ１：本サービスをお申込みする前にどんな
　　　ことで悩んでいましたか。

留学生たちがもっと楽しみながらもより力を
つける授業をしたい。

Ｑ２：何がきっかけで、本サービスを知りま
　　　したか。

以前から「篠研通信講座」や「メール」など
を利用させていただいていた。

Ｑ３：本サービスを知ってすぐに申し込みま
　　　したか。しなかったとしたらなぜです
　　　か。

迷っていた時間が長かった。

定年退職後に始めた日本語教師であり、
年齢的にあと何年も教師はできないだろう
という思いもあったから。

Ｑ４：本サービスをお申込みいただいた
　　　決め手は何ですか。

あとどれくらい日本語教師ができるかわから
ないが、

学習者の前に立つ以上はできる限り良い授業
をしたいと考えたから。

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> 定年退職後に始めた日本語教師であり、
> 年齢的にあと何年も教師はできないだろう
> という思いもあったから。

なるほど。

日本語教師の方、特に男性の方の中には、
定年退職後に日本語教師に転職なさる
方が結構いらっしゃいます。

例えば、定年退職年齢が65歳だとして、

定年退職の数年前から準備をし、
晴れて65歳から日本語教師デビューが
できたとします。

そうすると、

「続けられるとしても70歳過ぎぐらい
　までかなぁ。

　10年は難しいかなぁ。

　そうすると、これ以上の自己投資は
　控えようかなぁ。」

そんな感じになるかもしれませんね。

ところが、実際に現場に立ってみると、
想像と違うことに気づかされます。

「養成講座の実習でやった初級の
　授業がぼちぼちできれば。」

と思っていたのが、

初級の授業はもちろんのこと、

初中級の授業や中級の授業まで
任される。

さらに、会話の授業や読解の授業
も任される。

さらに、さらに、最大で２年以内に
次の進路先を見つけなければならない
目の前の留学生に、

なんとかして、日本語力を身につけ
させなければならない。

この学生は、文法が弱い。
この学生は、発音が悪い。
この学生は、集中力が続かない。

日本語教師の任の重さに改めて
気づかされる訳ですね。

ここに来て初めて、

「これではダメだ。

　今の自分にはまだまだ知識も
　指導スキルも足りない。

　何より時間がない！」

となって、前のめり、ずんのめり
で自己研鑽モードになるわけですね。

これは、いわば「プロ教師」に
芽生えた証拠。

ここに気づけない教師の下で学んだ
学習者は、本当に不幸です。

そういう意味で、H.T様の今回の
セミナーご参加は、

【プロ教師モード】

に入られた証ではないかと思います。

そして、そのモードの元で爆速で
さらなる勉強をすれば、

ある閾値を超えた時に文字通り、

【プロ教師】

として、学習者から絶大な信頼を
得ることができるでしょう。

私も一時期、1000冊以上、貪るように
専門書を読み漁り、

セミナーや講演会に参加しまくり、

なんとか教壇に立てるぐらいの知識を
身につけました。

「あと何年、日本語教師ができるか。」

そして、

「その間に、いかに【プロ教師】に
　ふさわしい知識とスキルが身につけ
　られるか。」

考えてみてはいかがでしょうか。

そうすれば、おのずなすべきことが
見えてくるのではないかと思います。