教師としての成長を倍速化させる唯一の方法。
前回、「種蒔き」の重要性をお話し
しましたが、
これはいくら言っても言い過ぎではない
ほど重要なこと。
いくら、
「日本語教師としてスキルを高めたい。」
「周囲から絶対的な信頼を得られる
教師になりたい。」
と願っても、
そもそもそうなるための努力をしない、
種も蒔かないのに実がなるはずがあり
ません。
また、種を蒔けば後はほったらかし
でいい訳もなく、
蒔いたら蒔いたで、定期的に水をやり、
雑草を取り、肥料もやりながら、
育てていかなければ実はならない。
逆に、普段から知識・スキルの種蒔き、
そして、ブラッシュアップを継続的に
行っていれば、
教師としての成長は倍速化し、
知識・スキルが高まり、
日々の課題が解消され、
周囲からも信頼され、
自己肯定感も高まる。
ひいては、知的に輝く日本語教師と
しての自分を手に入れることができる
わけです。
とはいえ、それを
▼努力
▼根性
▼奮起
▼刻苦精励
で無理やり推し進めようとしても、
無理というもの。
絶対に続きません。
そうではなくて、まるで空気を吸って
吐くかのように、
ごく自然に、半自動的に、そして
ワクワク感を伴うような形で
生活の中に仕組み化させる。
そうすれば、途中で挫折することなく
楽しんで継続的に自己成長を実現する
ことができるでしょう。
では、そのためにどうしたらいいのか。
自分なりに考えて出した答えが、
「セミナーの主催者になり、定期的に
開催することで、
自分が話を聴きたいと思う現場第一線
の先生方の講義を一番前の特等席で聴く。」
ということでした。
先日の澤田先生のセミナーなどは、まさに
その典型で、
駆け出しの頃からお世話になっている
『みんなの日本語』の作成者、
憧れの澤田先生のお話を目の前で聴ける
わけですから、ワクワクしないはずがあり
ません。
もちろん、その内容も期待をはるかに
超えたもの。
このようなセミナーを毎月開催して
いるわけですから、
(知識の歩留まりはともかく)
常に大きな学びをいただいています。
私が考え得る限り、これが教師として
の成長を倍速化させる唯一の方法。
ただ、
「これを独り占めするにはあまりにも
もったいない。」
ということで、皆様にもおすそ分けして
いる次第。
つまり、篠研が外部の先生にご登壇
いただいてセミナーを開催する一番の
目的は、
「私篠崎が学びたいから。」
という、至極わがまま勝手な理由
からなのです。
なので、人選はあくまでも私の
独断と偏見。
ただし、その中身は期待値をはるかに
上回ると自画自賛(^_^)
次の竹田先生のセミナーもすごい
楽しみ、今からワクワクしています(^_^)