検定試験未合格者必見!検定試験合格者は試験免除。

先日飛び込んできたこちらのニュース

日本語教師の国家資格、経験1年以上で教育実習
免除へ:日本経済新聞
https://qr.paps.jp/O2XSr

記事のタイトルだけを見て、

「経験者は実習免除なんだな。」

と思ったのですが、

ふと、記事のアイキャッチ画像を見ると、

「2019年4月以降に1年以上日本語授業を
 した経験者

    ↓

 民間試験合格者

    ↓

 基礎試験免除

    ↓

 応用試験免除

    ↓

 実践研修免除」

の文字が。

慌てて日経新聞電子版を有料登録し、
改めて記事全体を読んでみると、

上記の通り、2019年4月以降に1年以上
日本語授業を経験し、

かつ、日本語教育能力検定試験に合格
した教師は、

基礎試験、応用試験、実践研修すべて
が免除され、

国家資格「登録日本語教員」の資格が
得られるとのこと。

本記事によると理由は、

-----------------

「試験を受けるなら辞めたいというベテ
ラン講師は多い」といった意見も寄せら
れていた。

留学で入国した人は22年に16万7千人と、
新型コロナウイルス前の19年(12万2千人)
を大きく上回った。

この傾向は続くとみられ、教育体制の充実
を急ぐ必要がある。

-----------------

それは、そうだろうと思います。

多くの業種が人手不足を補うために
どんどん待遇改善をしている中、

日本語教師の待遇改善が遅々として
進まない現状で、

新型コロナで多くの日本語教師が離職
した上に、

残ってくれたベテラン教師まで離職
されたら、学校経営が成り立ちません。

とはいえ、新しい制度に移行すれば、
今後、

▼試験合格
▼実習経験

の両方をクリアした日本語教師でなけ
れば教壇に立てないということになっ
ていくでしょう。

であれば、すでに日本語学校でお仕事
をなさっていて、

420時間オンリー、日本語教育能力検定
試験に合格していない方は、

対策が立てやすい今のうちに検定試験に
合格しておくべきかと思います。

例えば、新制度になれば、音声による
試験は45分。

今の1.5倍です。

体感的には、かなりのボリュームになる
でしょうし、

新形式の問題が出る可能性もあります。

音声問題が苦手という方には、相当な
痛手でしょう。

とはいえ、日々授業やその準備に追われて
いるので、

今さら通学制の講座に通うことはできない。

そういう方も多いと思います。

もしそのようなお悩みがあるのであれば、

WEBで学ぶ通信講座
「篠研の日本語教育能力検定試験対策」
https://www.kanjifumi.jp/become/distancelearning/

をお勧めいたします。

オンラインの通信講座なので、
通勤途中にスマホで勉強することが
できます。

この1、2年のうちに合格しておけば、
自動的に国家資格が得られるわけですから
安心です。

いずれにしても、420時間オンリーだと
情報が少ない中、新しい試験にチャレンジ
するか、

試験を受けずに国家資格を諦め、職場で
気狭な思いをし続けるか(あるいは、退職
を迫られるか)、

なわけで、

いずれにしても、負担が増えることは間違い
ありません。

善は急げ。
思い立ったが吉日。
四の五の言わずに即行動。

何事もタイミングは大切です。


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