「介護の日本語」講座選び、禁妥協、2つのポイント。
このところ、外国人介護人材の存在感が
増しているように感じます。
「日本語教育ニュースフラッシュ」でも
ご紹介した
◆特養施設内に日本語学校 静岡市で開校式典
社会福祉法人駿府葵会:あなたの静岡新聞
https://qr.paps.jp/Zy21L
◆外国人の訪問介護を検討 人材不足で制度見直
し-厚労省会議:JIJI.COM
https://qr.paps.jp/weajY
などは、まさにその象徴と言えます。
今まで、特養施設が日本語学校を作るなど
聞いたことがありませんし、
外国人の訪問介護が検討されるのも、介護
現場の人手不足がさらに深刻化している
ことの表れなのでしょう。
そうすると、当然彼らへの日本語教育、
「介護の日本語」が教えられる日本語教師
のニーズが出てくるわけですね。
「幸運は、準備をしてきた者のところに
やってくる。」
というパスツールの言葉がありますが、
まさに今から準備をすれば、このチャンスを
モノにすることができるでしょう。
実は、昨日、明海大学の丸山先生と
下記説明会の打ち合わせをしました。
篠研の「介護の日本語」教授法講座
無料説明会(7月27日開催)
https://www.kanjifumi.jp/kaigonihongo_setusmei/
(参加者、募集中です(^_^))
これは、同日に行われる
「篠研サロン-教育実践部」特別企画
丸山真貴子セミナー
初中級レベルの非漢字圏介護従事者に
いかにして「褥瘡」「嗄声」をインテイク
させるか(7月27日開催)
https://www.kanjifumi.jp/maruyama_seminar_kyoikujissen/
(こちらも参加者、募集中です(^_^))
終了後、引き続き同じzoomアカウントで
行われるものです。
「介護の日本語」の教え方講座は、
ここ最近、急に増えた感じがしますが、
正直言って、玉石混交。
そこで、講座選びに失敗しないためにも、
【講座選びのポイント】
を2つご紹介いたします。
講座選びの1番のポイントは、
何と言っても
【講師の実績】
です。
「介護の日本語」の研究と実践に
最低でも10年携わっている講師で
あることが、絶対条件です。
私も丸山先生といっしょに、いろいろな
講座のサイトを見てみましたが、
講師を紹介していないところが多い
ことに驚きました。
そういう所は、紹介できない何か
理由があるのです。
「介護の日本語」自体は比較的新しい
分野です。
講座によっては、キャリア2~3年
の講師の可能性もあります。
ちなみに、丸山先生の経歴は以下の
通りです。
=================
丸山真貴子 先生
明海大学別科日本語研修課程
非常勤講師
大学にて、留学生への日本語教育を
中心に従事するほか、
2009年よりEPA介護福祉士候補者EPA介護
福祉士候補者への学習支援に第一期
(2009年~)から現在まで携わる。
三橋麻子氏との二人三脚で、専門日本語
教育「介護の日本語」について、介護の
専門家や施設の協力を得ながら
「介護の日本語」の指導項目・カリキュラ
ム・教授方法を研究・実践してきた。
また、介護福祉系専門学校進学を目指す
留学生、介護施設に就労中の特定技能外
国人、生活者に向けての学習指導も行っ
てきた。
また、これまでの実践経験を踏まえて、
「介護の日本語」教師養成にも熱を入れ
ている。
==================
間違いありません。
講座選び2つめのポイントは、
【充実したカリキュラム】
です。
「介護の日本語」は、実はかなり
広範囲に及びます。
例えば、介護士のコミュニケーション
1つとっても、
▼対介護職員
▼対入居者
▼対入居者のご家族
と多岐にわたり、同じことを言うにも
言葉遣いを変えなければいけません。
同じことであっても、
相手が介護職員であれば「含嗽(がんそう)」
入居者であれば「ガラガラペー」
入居者のご家族であれば「うがい」。
これだけ違うのです。
それから、やはり実習があるかどうか
も大事なポイントです。
実習経験もなしに、現場に立って
指導ができるか想像してみてください。
ぞっとしますね(苦笑)
もちろん、篠研の「介護の日本語」教授法
講座は、すべて完璧に満たしています。
篠研の「介護の日本語」教授法講座(全10回)
(8月26日-11月4日開催)
https://www.kanjifumi.jp/kaigonihongo_kyojuho/
以上が、「介護の日本語」講座選びの
ポイントです。
これら2点は、絶対に妥協しては
いけません。
ご参考になさってください。