直接には関係のない学びこそ積極的に行うべき。
篠研の教え方セミナーのお申込み
アンケートを見てみると、
「ちょうどこのテーマで困っていたので
申し込みました!」
というご意見が多いことに気がつきます。
それはそれで、私としてはニーズに合った
コンテンツをご提供しているということで
嬉しいのですが、
逆に言うと、
「多くの人は、直接に関係する学びには
積極的でも、
直接関係のない学びにはかなり消極的
である。」
ということを表しているのかもしれません。
もしそうだとしたら、それは非常に危険な
状態ではないかと思います。
学びには、
▼今の自分に直接関係のある学び
▼今の自分には直接関係のない学び
の2種類があります。
そして、多くの人は、前者、すなわち
直接関係のあるものだけを学ぼうとする
傾向があるようです。
ですが、それでは視野や思考の幅が
広がらず、
日々の活動、ひいては人生そのものが
【閉じられた世界で終結する。】
ことになってしまうでしょう。
閉じられた世界で生きることに終結
することで2つのデメリットがあります。
1つは、時代や状況の変化に対応できない
リスクがあること。
コロナ禍前、多くの日本語教師はオン
ライン授業など想像だにしていません
でした。
「日本語の授業は対面じゃなきゃね。」
そんな意見が大半でした。
ですが、コロナ禍になって一気にオン
ライン授業のスキルが求められた。
そして、その波についていけない教師は
どんどん淘汰されたわけです。
このように、閉じた世界に固執してい
ると、
いざ環境が大きく変わった時に対応
できず、
どんどん厳しい立場に追いやられてしまう
のです。
そして、もう1つのデメリットは、
時代や状況が変化して、新しい環境が
出現した時に、
変化を活かしたチャンスが掴めないと
いうことです。
変化を活かしたチャンスを掴めるのは、
その変化を事前に察知して、あらかじめ
準備を整えておいた者だけです。
このチャンスを掴んだ好例の1つが、
オンライン日本語教師Akiko先生と
いえるでしょう。
4月9日~5月7日
オンライン日本語教師Akiko
「日本語教師のためのオンラインレッ
スン構築講座」【全3回】
つまり、
直接関係のない学び、今の自分の守備範囲
から離れた新た学びを日々しておかないと、
▼時代や状況の変化に対応できない。
▼変化を活かしたチャンスが掴めない
そんな状態に陥りかねないということ
なのです。
そうならないように、
【変化に素早く対応でき、
チャンスも掴みやすくなる体制】
を事前に整えておくからこそ、
閉じた世界から開いた世界に身を置く
ことができ、
ひいては、
【息の長い安定した日本語教師ライフ】
を実現することに繋がるのです。
繰り返しになりますが、
直接関係ある学びをするのは当たり前
のこと、
加えて、
【直接関係のない学びにも手を伸ばす
ことで、盤石の体制を整えておく】
ことが、安定した日本語教師ライフを
送る上で重要なのです。
今、日本語教育は大きな変化のただ中
にあります。
従来の日本語学校就職、進学指導
一辺倒から、
外国人就労者に対する日本語教育の
ニーズが高まっています。
その筆頭が外国人介護従事者に
対する日本語教育。
ですが、この分野に進出している
日本語教師は少ないですし、
「介護の日本語」の教師養成もまた
まだまだ不十分。
そこで、篠研では
篠研企画 丸山真貴子オンラインセミナー
「介護の日本語」-外国人介護従事者に
必要な学習項目とは-(7月1日・8日開催)
https://www.kanjifumi.jp/maruyama_seminar/
を開催することになりました。
タイトルにもある通り、
「外国人介護従事者に必要な学習項目」
これが、指導の肝になります。
一見難しそうな「介護の日本語」ですが、
この肝を押さえれば、手持ちの指導スキルを
活かしながら、
新たな分野に進出することも可能でしょう。
ひいては、それが先にあげたリスク回避に
繋がるのです。
講師は、「介護の日本語」教育の第一人者
明海大学 別科日本語研修課程非常勤講師で、
『はじめて学ぶ介護の日本語』シリーズの
著者でもある丸山真貴子先生。
これまで多くの介護従事者に対する日本語
教育、
そして、「介護の日本語」教師養成に携わっ
てこられました。
その実力は折り紙付きです。
また、本セミナーにご参加いただければ、
篠研の「介護の日本語」教授法講座(全10回)
(8月26日-11月4日開催)
https://www.kanjifumi.jp/kaigonihongo_kyojuho/
に1万円引きで参加できます。
いずれにしても、この「介護の日本語」も
【変化に素早く対応でき、
チャンスも掴みやすくなる体制】
を整える1つの具体例と捉えていただけれ
ば幸い。
あとは、あなた様の判断次第です。