自分も楽しめ/未来が見える日本語教育。

最近、こんな素晴らしいダンスユニットを
見つけてしまいました。

日本のダンスグループ「アバンギャルディ」が
米AGTに出演。岩崎 宏美の「シンデレラ・ハネ
ムーン」に乗せて独創的なダンスを披露し、会
場から大喝采を浴びる。
https://youtu.be/64PeDi-R8gM

こんな大人数なのに、皆キレッキレで
一糸乱れぬその動き。

「みんなこんなに若いのに、どんな練習を
 したら、こんなすごいダンスができるん
 だろう。」

と、驚愕過ぎて、しばらく頭から離れ
そうにありません。

特に私が驚いたのは、そのキレッキレの
ダンスもさることながら、

時々見せるコミカルで挑発的な表情。

前半、舞台の右に移動して、その場の最後に
センターの女性が見せる変顔。

それから、ダンスの最後の締めに全員が
見せる、ガっと見開いた目力。

「細部まで徹底してこだわってるなぁ。」

と思ったら、ちゃんと理由がありました。

実は、お笑い芸人のコロッケさんの
熱血指導が入っていたのです。

(なるほど、だから岩崎宏美セレクト
 なのか。)

THE DANCE DAY 【アバンギャルディ】
コロッケ熱血指導!
https://youtu.be/ttipC7K9Zh4

メンバー全員が、真剣に

「コロッケさんの岩崎宏美さんの顔」

を練習(笑)

私も、大学の日本語教育実習で
実習生に、

「もっと笑顔で授業しなさい。」

と言っていますが、

やはり顔の表情というのは、想像以上に
凄く大事なんですね。

そして、この動画で印象に残ったコロッケ
さんの言葉。

まずは、11:46あたりから。

「俺もそうなんだけど、例えばあの五木
 ロボットとかね、

 やるときも楽しんでいるんですよ。

 だから自分楽しむのが49%
 楽しんでいただきたいのが51%

 楽しんでいただきたい気持ちがほんの
 ちょっとでもいいから強ければ、
 エンターテインメントっていう世界に
 入っていけると思う。」

そして、次に11:45から。

「未来が見えるエンターテイメントって
 僕はそういうことしか考えていないん
 ですね。 

 未来が見えないエンタメって何だろう?

 誰かがやっていることをやってるのは
 未来が見えないと思うんです。

 誰もやっていないことをやるという
 ことは

 未来のエンターテインメントが見える
 んで

 そこにやっぱり一番大変なのは
 中心でやらなきゃいけない人が
 一番大変なんですよ。

 教えなきゃいけないし
 自分たちの考えも、どういう気持ちで
 いなきゃいけないということを言わな
 きゃいけない。

 だからみんなでやろうぜって
 勝ち取ろうぜっていう気持ちを
 持っていかなきゃいけない。

 その覇気も大事だし、
 厳しいことも大事だし、
 甘いことも大事だし、

 だから一番akaneさん疲れると思う

 疲れるけど、それをやりこなそうとする
 子たちが揃っているということ。

 そこにそういう気持ちがいる子が
 いなきゃ、どんな一生懸命になったって
 ダメ。

 本当の未来のエンタメっていうのは、
 誰もやってないことを作ることによって

 そこにいろんな人たちがついてきたり
 見に来たり、

 手伝いたいという人もいれば
 見に行きたいという人もいる。

 スポンサーになりたい人もいる。

 そういう人たちを集めていかなきゃ
 いけない責任もまた出てくるわけ
 です。

 そうなった時には誰もやっていない
 エンタメというのが一番大事だと
 思う。」

「エンタメ」を「日本語教育」に
置き換えても、まったく同じことが
言えます。

素晴らしい言葉に出会えました。

備忘録として。

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