圧倒的な微差の蓄積が、圧倒的な成長をもたらす。
私がメルマガを始めたのが16年前。
それからコツコツ、コツコツと
これ自体まったくの無報酬で
配信し続けてきました。
毎回、毎回、来る日も来る日も
その日に学んだことや気づき、
時事情報なども交えながら、
読者の方の心に少しでも気づきや
学びになるよう、
全力で書き綴ってきました。
そして、気がついたら16年が
経っていました。
1通1通は、些細なメールですが、
(それでも作成に1時間はかかって
います。)
16年続けると、それなりのボリューム
感になってきます。
振り返れば、
始めたころは、まだ地方在住の何の
取柄もない一介の日本語教師に過ぎ
ませんでした。
それが、本メルマガを続けることに
よって、
◆通信講座「篠研の日本語教育能力
検定試験対策」が生まれ、
◆「教えて!篠崎先生っ!」が生まれ、
利用者様のご要望にお応えする形で、
◆検定対策セミナーや日本語の教え方
セミナーが生まれ、
◆その動画コンテンツが生まれ、
ていきました。
そして、大きな転機となったのが
2018年の起業。
大学教員が起業するというのは、
日本語教育界ではあまりないこと
かと思います。
そこから、コロナで対面セミナーが
できなくなり、
急遽zoomを使ったオンラインセミナー
に切り替えたものの、
当時は、zoomの使い方が分からない
方が多く、
その中で、さまざまな職場でzoomで
の授業が余儀なくされていたため、
急遽、数回にわたり無料でzoomの使い
方セミナーを実施しました。
そんなこんなで今に至っています。
現在は、日本語教育事業に加え、
まったく違う分野での新規事業の
立ち上げに取り組んでいます。
もし、16年前にメルマガを始めてい
なかったら、
今もしがない一教員として埋もれて
いたでしょう。
また、始めていたとしても、途中で
辞めていたら、
やはり同じ結果になっていたに違い
ありません。
これまでを振り返って皆様にお伝え
できることは、月並みですが
【継続は力なり】
ということ。
そして、
【圧倒的な微差の蓄積が、
圧倒的な成長をもたらす。】
ということです。
圧倒的な成長には、近道も早道も
ありません。
地道に一段一段上がっていくしか
ありません。
当たり前ですが、何事も最低10年続け
ないとモノにはなりません。
また、やめる理由は実際に辞めた自分
だけでなく、
継続している人にも等しく振りかかって
いるということも認識すべきでしょう。
そこで、あっさり諦めるか、それとも
【 創意工夫、努力、辛抱 】
を重ねて継続するか。
そこが分岐点です。
そこで、諦めずに継続できた者だけが、
学習者に
「ここで諦めたら今までの努力が
台無しになるよ。
もう少し頑張ってみよう。
私もそれで人生に道が開けたよ。」
という資格があるのだと思います。