成長を実感できないあなたが認識すべき1つの事。
何事にも停滞期、倦怠期があるように、
日本語教師にも成長実感が薄れてしまう
時期というものがあるようです。
一生懸命授業の準備をしても、どうにも
思うような授業ができない。
自分なりにいろいろ工夫したり、
セミナーに参加して知識を仕入れたり
しているのだけれど、
納得いくような成果が得られない。
なかなか目標が達成できない。
そういうこともあるかと思います。
実際、そういう状態が数か月、あるいは
1年も続くと、さすがにメンタルがき損
しそうですよね。
ですが、それは決して悲観的なものでは
ありません。
実は、それは飛躍的な成長の予兆なのです。
成長の停滞期のことを心理学では「プラトー」
といいます。
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プラトー
学習や作業の進歩が一時的に停滞する状態。
練習曲線の横ばいとして現れる。心的飽和
や疲労などが原因で起こる。高原現象。高
原状態。
-コトバンクより
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つまり、成長にはその人の努力とは別に
プラトーの時期があるんですね。
しかも、プラトーは1度だけではなく、
努力し続ける限り、定期的にやってくる
ものなのです。
少し成長
↓
小さなプラトー
↓
大きく成長
↓
さらに大きいプラトー
↓
さらに大きく成長
このようなイメージです。
問題は、プラトーとの付き合い方。
多くの人は、最初の小さなプラトーに
ぶつかった途端、いろいろと迷いが生じ、
「この仕事は、自分には向いていない
じゃないか。」
「こんなに時間や労力を犠牲にして
いるのに、本当にやる意味があるのか。」
と思って仕事や取組みそのものを
辞めてしまうのです。
なかなか成長しない人、なかなか成果が
あげられない人は、
小さなプラトーにぶつかる度に諦め、
辞めてしまっては、
また、別のことに手を出し、
また、小さなプラトーにぶつかって辞める。
これを一生繰り返しているから、いつまで
たっても成果が出ないのです。
逆に、成長する人、成果を上げられる人
というのは、
プラトーが飛躍的成長の予兆であることを
感覚的に理解しているので、
プラトーに入った途端、
「キターーーーーーーーーーーー!!!」
と、さらにギアを挙げて仕事に
取り組むのです。
まわりからすれば、
「うだつの上がらないことを、
いつまでやってんのか。」
というふうに映ったり、言われたりし
ますが、
実は、これこそが成長の要諦なんですね。
ですので、こういうゾーンに入った
時は、
この理屈の分からない周囲の声を
遮断して、
むしろ嬉々として仕事に取り組むべき
なのです。
具体的には、
▼納得いくまで授業に没頭する。
▼専門書をしこたま読んで知識を
吸収する。
▼セミナーや勉強会に参加して
知的刺激を受ける。
などなど。
ただ、一番精神衛生上お勧めするのは、
そうしたプラトーを何度も何度も
乗り越えた方の話を聞くことです。
そうした方の話は、共感することが
多いし、
何より他では得られない学びがある
からです。
そういう意味で、笈川先生のセミナーは
絶対おすすめです。
ラスボスレベルのプラトーを乗り越えた
臨場感たっぷりのお話が聞けると
思います。
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