学習者から選ばれる教師になるには(その5)
これまでの続き。
自分の戦うべき分野を見つけ、
自分の見せ方もはっきりしたら、
あとは、その分野で一番になるべく、
寝食忘れて徹底的にそのフィールドの
勉強をしましょう。
その分野については、どんな質問を
されても自信をもって答えられるぐらい
徹底して勉強します。
具体的には、
「その分野に関する教材・専門書を全部
買って全部読む。」
例えば、日本語能力試験N1対策の教師
として、学習者から選ばれる存在になり
たいのであれば、
アマゾンでも凡人社でも大谷書店でも
いいので、
日本語能力試験N1関連の教材を全部
買うのです。
私の場合、九州在住なので福岡にある
大谷書店さんに注文します。
だいたいいつも段ボール1、2箱分
ぐらい買います。
そして、全部読む。
そうすると、その分野のポイントや
輪郭が掴めます。
普通の人は、個人レベルではなかなか
そこまでしないと思いますが、
これはマストです。
これぐらいの事ができなかったら、
学習者から選ばれる教師にはなれま
せん。
学習者から見れば、目の前の教師の
知識が浅いか深いかなんて、
1回授業を受ければすぐわかります。
だから、経験の浅い教師は、とにかく
段ボール1箱分の知識を身に纏うことで、
経験値の低さをカバーする。
経験の長いベテラン教師は、最近出た
教材や専門書を全部買って、知識の
バージョンアップをする。
その気概が大事。
そして、そこで得た知識をレッスンの
中で試して、
うまくいったものは残し、うまくいか
なかったものは改善を加える。
そうやって、PDCAサイクルを
ぐるぐる、ぐるぐる高速で回し続ける。
そういう絶え間ない努力をすることで、
次第に学習者から選ばれ、
気がつけば、自分の前に学習者の長い
行列ができるようになるのです。
具体的なことは、
篠研サロン-ビジネス実践部
https://www.kanjifumi.jp/salon/
で詳しくお話しいたしますので、
よろしかったらご入会ください。