学習者から選ばれる教師になるには(その3)
前々回の復習。
学習者に選ばれる教師になるには、
1.自分の得意分野を活かしつつ
2.学習者のニーズ・需要がありなが
ら、
3.まだ多くの日本語教師が参入して
いない、
そんな分野をいち早く見つけ、その
分野に旗を立てること、
そして、そのためには、
1.自分の得意分野を棚卸する。
2.他の日本語教師はどんなことを売りに
しているのか調べる
3.既存のサービスでカバーできていない
分野をリストアップする
そんなお話をさせていただきました。
今回は、
2.他の日本語教師はどんなことを売りに
しているのか調べる
3.既存のサービスでカバーできていない
分野をリストアップする
について深掘りしてお話します。
自分の得意分野の棚卸ができ、
自分に向いていそうな日本語教育の
分野がぼんやり見えてきたら、
(ぼんやりぐらいがちょうどいいです。)
候補になりそうな日本語指導の分野を
3つほどリストアップしてみます。
例えば、
・初級の会話指導
・非漢字圏学習者への漢字指導
・日本語能力試験N4対策指導
次に、それぞれの分野でどれくらいの
ライバルがいるか調べます。
例えば、オンラインレッスンのプラット
フォームに登録して、
どれくらいの数の、どんな講師がレッスン
をしているか調べる。
この時、大事な考え方が、
「ブルーオーシャンとレッドオーシャン」
という考え方。
ブルーオーシャンとは、ライバルがいない
分野のこと。
ライバルがいないため、当たれば大きい
ですが、
逆に、ライバルがいないということは、
そもそもニーズがないということも
あり得ます。
一方、レッドオーシャンとは、ライバルが
乱立している分野のこと。
ライバルが乱立しているため、集客が非常に
難しいですが、
逆に言えば、その分野はそれだけマーケット
が大きい(=学習者が多い)ということでも
あります。
従って、ライバル調査をするときには、
狙った分野がブルーオーシャンなのか、
レッドオーシャンなのかを見極める必要が
あります。
では、私たちはどちらの分野に旗を立てれば
いいのでしょうか。
それは、
「レッドオーシャンの中のブルーオーシャン」
です。
競争の激しいレッドオーシャンの中にも、
よくよく観察してみると、ライバルが極端に
少ないブルーオーシャンが存在したりして
います。
そこに旗を立てるのです。
では、どうやって調べればいいのか。
例えば、「初級の会話指導」を例にとると、
初級と言っても、いろいろなタイプの学習
者がいます。
留学生もいれば、外国人児童生徒もいれば、
ビジネスパーソンもいれば、日本人の配偶者
もいる。
そこで、学習者のタイプ別にどんな「初級の
会話」レッスンがあるか調べてみる。
そうすると、ブルーオーシャンが見つかり
ます。
それが例えば外国人児童生徒であれば、
「外国人のお子さんのための
ゼロから学ぶ日本語会話レッスン」
のようなネーミングのレッスンをやって
みればいいわけです。
利用者からすれば、単に
「初級の会話レッスン」
よりも、
上記のように専門特化したほうが、
「まさに私の子どものためのレッスンだわ。」
となって刺さりやすいのです。
もちろん、最終的にはやってみないとわかり
ません。
空振りすることもあるでしょう。
ですが、当たる確率を上げるためには
上記のような戦略をとる方が効果的なのです。
ぜひやってみてくださいね。