種を蒔かねば実はならない。
「種を蒔かねば実はならない。」
これは、現パナソニック創業者
松下幸之助のことばです。
当たり前のことですが、
種を蒔かない限り、たわわに実る
果実を手にすることはできません。
ここで重要なことは、
「種を蒔く」→「実がなる」
という順番。
最初に種を蒔くということは、
▼まずは種を買ってこなければなら
ないし、
(→はじめに出費ありき)
▼畑を耕さなければならないし、
(→はじめに労働ありき)
▼蒔いたら最後、実がなるまで育て
なければならないし、
(→始終労働に拘束される)
▼実がならないリスクを覚悟しなければ
ならない
(→成果の保証なし)
ということを意味します。
こういうリスクやコストを払った上で
成果が出るまでやりきって初めて
果実を得ることができるわけです。
こう考えれば、
「実がなるんだったら、種を蒔こう。」
という考えが、いかに浅はかであるかが
分かりますよね。
「そんなに大変なら、種を蒔くのは
やめよう。」
それも1つの考え方ですし、否定する
気はありません。
しかし、それでは100%実を得ることは
ありません。
今果実を手にしている人を羨んだり
嫉妬したりするのはお門違いであり、
むしろ、果実になるまでひたすら地道
に努力を積んだことに思いを馳せるべき
でしょう。
要は、
あなた様は、リスクを負ってでも
【種を蒔く側】
に立つのか、
それとも、リスクを恐れて永遠に
果実を得ることができない
【種を蒔かない側】
に立つのか。
ということ。
少なくとも、私篠崎は、10年以上も前から
ひたすら種を蒔き続け、自己投資を続けて
きました。
(昔からの読者様ならご存知でしょう。)
おかげさまで、このコロナ禍においても、
機嫌よく、食べ物に困らず、日本語教師を
させていただいています。
「今の仕事は、5年後の給料のため。」
とは、よく言ったものです。
あとは、あなた様の価値観次第です。
前回の工藤先生セミナーにご参加いただい
た方のご感想をご紹介いたします。
しっかり種蒔きをなさっていらっしゃいま
す。
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昨年6月に続き、工藤先生のセミナーに
参加させていただきました。
外国人財関連の各種主要機関に関わられて
いる工藤先生のお話は、
いずれも最前線の状況を踏まえた最新情報で、
今後の企業研修を考える上で大変参考になり
ました。
前半のトピックは昨年と重複していたと
思いますが、更新されているので、毎年
お聞かせ頂きたいです。
現在、企業研修を担当しており、今後自分
自身で営業することも視野に入れているため、
後半はかなり具体的な質問をさせていただき
ました。
いずれも丁寧なご回答をいただき、大変満足
しております。
自分自身の考えている方向性を確信することが
できました。
工藤先生を知ったきっかけは、 2019年に受講
した●●の留学生対象日本語教師初任者研修
です。
キャリア教育の講義が工藤先生によるもので、
最も印象に残りました。
今考えている私自身の今後の方向性は、企業
研修やキャリアアップ志向のビジネスパーソン
向けレッスンを行う中で得たことですが、
振り返れば、当時の講義の影響が大きいと
改めて思いました。
本日は素晴らしいセミナーに参加させていた
だき、ありがとうございました。
次回の企画も楽しみにしております。
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繰り返しになりますが、
あとは、あなた様の価値観次第です。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
篠研企画 工藤尚美セミナー
外国人材の受入れ状況と、企業が求める
日本語研修
-日本語教師が企業向け研修を行う際に知って
おくべきこと-(9月25日開催)
https://www.kanjifumi.jp/kudo_seminar/