低賃金労働から抜け出すために(4)。
「低賃金労働から、どう抜け出したら
いいか。」
今回は、最終回。
「自己分析もしっかりやった。」
「市場性も確認した。」
「USPも絞れた。」
ここまで来たら、後は狙った分野を寝食
忘れて勉強し、徹底的に深掘りすること
です。
とにかく一点集中。
「この分野だったら、日本中誰にも負け
ない!」
といえるぐらい、とにかく徹底的に勉強
します。
そのために、2~3年いや5年ぐらい
棒に振っても気にしない。
それぐらい、いくらでも取り返せます。
とにかく、ひたすら狙った分野を勉強し、
その分野の第一人者になることです。
ただ、ここで大事なことがあります。
それは、
しこたま勉強してから、
「私は●●の専門家です。」
と名乗るのではなく、
まず、
「私は●●の専門家です。」
と最初に大々的に宣言し、
それに見合うように、しこたま勉強する
ということ。
なぜなら、後者の方が自分にプレッシャー
がかかり
圧倒的なスピードで成長することができる
からです。
そして、もう一つ大事なこと。
それは、勉強で得た知識や勉強の過程を
メルマガやブログで逐一公開すること。
なぜなら、それがそのままセルフブラン
ディングに繋がるからです。
「●●といえば、皆さん。」
という記憶を多くの方にもってもらう
ことができるからです。
「未熟な自分を世間にさらすのは
恥ずかしい。」
といって躊躇する方がすごく多いの
ですが、その考え方は、間違ってい
ます。
なぜなら、世間は
「完成された人」
よりも
「しつこく頑張りながら成長している人」
のほうを応援したがるものだから。
考えてみれば、
高校野球にくぎ付けになるのも、
アイドル歌手やグループに夢中になる
のも、
アニメの主人公に魅力を感じるのも、
皆、しつこく頑張りながら成長している
からです。
その方が、よほど共感できるのです。
怪獣が出てきた瞬間に、いきなりスペ
シウム光線を出して、2秒で相手を倒し
たら、
ウルトラマンを応援したいと思います?(笑)
かくいう私も、
「私は、日本語教育能力検定試験の専門
家です。」
と最初に宣言し、
そこから、専門用語を勉強しながら、
それを「キーワード解説」というクイズ
形式でメルマガを通じて逐一配信しました。
それを継続することによって、
自分自身、本当に検定試験に詳しくなり、
その産物として、メディアも成長し
セルフブランディングに成功しました。
「USPが決まったら、その分野を徹底的に
深掘りする。」
「そして、その過程を逐一公開する。」
それをしぶとくやってみてください。
いずれそれが皆さんのブランディングを
強力に助け、
大きなキャッシュポイントをもたらしてくれる
と思います。