フリーランス必見！魅力的な企画を立てるコツ。

最近、日本語教師の方の中にも

「教育機関に頼るだけでなく
フリーランスでやっていきたい。」

という方が増えました。

これは、主体的に活動するという点でも
また、リスク分散という観点から見ても
とてもいいことだと思います。

私自身、大学教員のかたわら会社を経営
していますが、

これによって、自分のやりたいことを
やりながら収入を得ることができて
いますし、

いずれ来る少子化に伴う大学淘汰、
大学教員大量解雇時代への備えも
着々と進めることができています。

ただ、そういうメリットがある反面、

フリーや個人事業でやる以上、
自分で仕事を作り出さなければなら
ないという大変さがあります。

学習者に対する日本語レッスンにしろ、
日本語教師対象のセミナーにしろ、

魅力的な企画を立てられなければ、
申込も入って来ませんし、

期待するほどの売上も立ちません。

それだけに、魅力的な企画を立てる
というのは、非常に重要なわけです。

では、魅力的な企画を立てるためには
どうしたらいいのか。

魅力的な企画を立てるためには、以下の
ポイントをしっかり決めることが重要です。

（１）どんな悩みを持っている人が
（２）あなたのサービスを利用することで
（３）どうなったのか。

言うなれば、ビフォーアフターです。

そして、（１）と（３）のギャップが
大きければ大きいほど、その企画はより
魅力的になる、

つまり、より大きな価値を受講者に提供
することになるわけです。

従って、

（１）の悩みはより深く、
（３）の結果はより高く、

なるように企画するといいわけですね。

例えば、

WEBで学ぶ通信講座
「篠研の日本語教育能力検定試験対策」
https://www.kanjifumi.jp/become/distancelearning/

の場合、

（１）検定試験に受かりたい人が
（２）篠研の通信講座を受講して
（３）検定試験に合格した。

とすると、確かに間違ってはいませんが、
（１）と（３）のギャップが小さいために
あまり魅力的な講座と感じられません。

これでは、期待するほどの申込みは来ない
でしょう。

ですが、以下のようにすればどうでしょうか。

（１）何回受験しても検定試験に合格できずに
諦めかけていた方が
（２）篠研の通信講座を受講して
（３）一発で合格できた

いかがでしょうか。

同じサービスなのに、断然後者の方が
魅力的に見えるのではないでしょうか。

もちろん、これは本当の話で、「合格者の声」
をご覧いただければ、独学で数回受験の後、

藁をもすがる思いで本通信講座をご受講なさり
見事合格なさったという方がたくさんいらっ
しゃいます。

「日本語教育能力検定試験」合格者の声
https://www.kanjifumi.jp/pass_report/

なお、ここで重要なことは

▼当然のことながら、誇大広告をしたり、
嘘を言ったりしてはいけないということ。

▼そして、（１）と（３）のギャップを最大
化し、かつそのギャップを十分埋められる
サービスを考える。

ということです。

このように言うと、

「私にそんな高度な知識やスキルはない。」

と言われる方がいらっしゃいますが、
決してそんなことはありません。

コツは、

「自分にとっては当たり前だが、
ある人にとっては喉から手が出る
ほど欲しい知識やスキル」

を探すことです。

例えば、私が以前企画したセミナーに

「超入門！手とり足とり！これで充分！
もうITオンチなんて言わせない！
－パワーポイントで教材作成」
https://www.kanjifumi.jp/powerpoint-doga/
（↑上記URLはセミナー動画の紹介ページ）

がありました。

皆さんの中には、

「パワーポイントで教材作成なんて
何を今さら言っているんだ。
私はもう10年以上使ってるよ。」

という方もいらっしゃるでしょう。

しかし、中には、

「このコロナ禍で急にオンライン授業を
任されることになり、そこではじめて
パワーポイントなるものを知った。

パワーポイントで教材作成なんて、
今までやったことないし、想像すら
できない。」

という方もいらっしゃるわけです。

これがまさに、

「自分にとっては当たり前だが、
ある人にとっては喉から手が出る
ほど欲しい知識やスキル」

なんですね。

おかげさまで、本セミナーはたくさん
の方にご受講いただきました。

以上をまとめると、

魅力的な企画を立てる際には、

（１）どんな悩みを持っている人が
（２）あなたのサービスを利用することで
（３）どうなったのか。

をしっかり押さえること。

そして、（１）と（３）のギャップを
最大化するためには、

「自分にとっては当たり前だが、
ある人にとっては喉から手が出る
ほど欲しい知識やスキル」

を探すこと。

ぜひ、魅力的な企画を立てて、行列が
できる日本語教師を目指してくださいね。