今までのキャリアはすべて、これからの日本語教師ライフの布石。
先日、
「日本語教師として起業したいが、どうしたら
いいのかわからない。」
というお悩みを持ったT.K様に個別コンサルを
させていただきました。
T.K様、個別コンサルをご利用いただき、あり
がとうございました。
以下、ご感想(抜粋)。
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プライベートでオンラインをメインに教えて約4年目
になりますが、最近思うところあって学校に職を
見つけました。
それでも「起業」した知人の話をきき、なんとなく
ぼんやりと、自分の生活のことを考えるようになり
ました。
もちろん今まで考えていなかったわけではありません。
実は興味本位で「起業」に関する云々を語っている
セミナーに2度ほど参加しました。
「わからないことありませんか?」
「質問ないですか』
勿論3時間にわたって色々説明していただいたのですが
「わからないひとにきいてもわからないでしょ。」
というのが実感でした。
何を一番知りたいかは、起業した方本人がご存知のはず。
それを先生は教えてくださいました。
「知らなかった!」ということをごまんと教えていただ
きました。
私は授業で先生から教えていただいたことを
(ご興味のある方はセミナーへどうぞ)(^^)
実践していて、生徒たちの嘘みたいな高評価を得ています。
でも自己肯定感が少ない私には自分の可能性が見出せなかった、
それでも先生が「ほい」と「ほい」(口癖ですね先生の)と
間口を広げてくれたのです。
これは「私」という人間を観察しているからできているの
だと思います。
大した知識もないまま、流れに乗りかけてはいるものの
私自身に「なにがあって何がかけているのか」を しっかり
示していただけただけでなく
自信を持たせていただけたことにとても感謝しています。
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この方とお話しさせていただいて感じたのは、
「相当なスキルがあるのに、自己評価が低すぎる。」
ということでした、
「私、何もできなくて自分に自信が持てないんです。」
と言うのでいろいろ聞いてみると、
なんと!なんと!、英語と中国語ができるとのこと。
私 :いやいや、T.Kさん、日本語教師で英語ができる人
なんて少ないですよ。
ましてや、中国語なんてごく一部。
だったら、英語母語話者や中国語母語話者向けに
アプローチをかければいいじゃないですか。
T.K :あっ、そっか!!
さらに聞くと、
T.K :日本語教師になる前は、外資系団体に秘書と
して働いたことがあります。
でも、外資系なんで日本語教育には関係ないです
よね。
私 :いやいやいや(笑)。学習者は外国人ですよ。
国内在住の外国人の中には、外資系企業の中で秘書
のポジションに取りたいという人もいるでしょう。
また、日系企業であってもグローバルスタンダード
な会社なら、外資系のルールを取り入れている所
もあるかもしれない。
そういった学習者に向けて日本語+秘書スキルで
ブランディングしたらフラグが立つじゃないですか。
T.K :あっ!そっか!!
日本語教師だからといって日本語教育の知識やスキルだけ
で完結するわけではありません。
今までの経験やキャリアをすべて日本語教育に紐づけて
考えれば、いくらでも独自性を打ち出すことができるの
です。
ただ、多くの人は日本語教師としてのキャリアしか念頭に
なく、
これまでの人生経験やキャリアを日本語教育に結びつける
発想がない。
これは、本当にもったいない。
人間、40年も50年も生きていれば、相応の人生経験がある
ものです。
そのコンテンツこそが、その人の独自性であり、売りなの
です。
そして、その価値は自分では意外と見えない。
私はコンサルティングを通じて、そうしたご自身の価値に
気づいていただくお手伝いをしているにすぎません。
特に日本語教師で第2の人生を歩もうとされている方。
一度、今までの経験やキャリアをすべて紙に書きだし、
それを1つ1つ日本語教育に紐づける作業をしてみて
ください。
そうすれば、自身の強み、独自性、売りが見えてきて、
「そうか。今までの人生経験は、すべてこれからの
日本語教師ライフのための布石だったのか!」
ということに気づかれると思います。
もしも、イマイチイメージできないということであれば、
お気軽に個別コンサルティングをご利用いただければ(笑)