やる気があるから行動するのではなく、行動するからこそやる気が出る。
「やる気がないから、動けない。」
という人がいます。
おそらくそういう人は、
「やる気さえ出れば、いくらでも頑張れるのにな。」
と思っているのでしょう。
ですが、そういう人は死ぬまでやる気は出ません。
何もしないまま、一生終わる人です。
行動するからこそやる気に火が付くのです。
とにかく四の五の言わずに行動する。
そうすると、坂のてっぺんにある心の石が、
一回ごろんと転がる。
そうすると、慣性の法則が働いて、もう一回
ごろんごろんと転がる。
ここまでくればしめたもので、どんどん勢い
がついていって一気に坂を転がっていく。
この勢いがやる気なのです。
私がセミナーをするのは、いわば自分を無理やり
行動させるため。
とにかく開催日があれば、それに向けていろいろと
勉強もしなければならないし、準備もしなきゃならない。
できるかぎり最高のものを用意しないと、2度と
お客様は来ないわけです。
でもその過程で、私の知識は加速度的(というか
無理やり)に増え、
一気に成長することができるのです。
また、極端な言い方をすれば、行動さえできている
のであれば、別にやる気なんていらないのです。
例えば、私がこうして平日日刊で配信している
メルマガ。
毎日毎日やる気を惹起してから執筆しているかと
いうと、まったくそんなことはありません。
私も弱い人間ですから、やる気のある日もあれば
ない日もあります。
ですが、そういうこととは全く関係なく、ただ
時間になったから淡々と執筆しているだけ。
それをもし、毎回「やる気を出して書こう!」
なんて思っていたら、きっと3日と続かないでしょう。
なぜなら、
「今日はやる気がないから。」
と、やらない理由がすぐ立つからです。
要は、行動一択なのです。
行動すれば、行動した分だけ道が開け、
何もしなければ、何も変わらない。
ただそれだけです。
不安定な「やる気」にこだわるよりも、
四の五の言わずに行動してみてはいかが
でしょうか。
高いと思う壁も、実は意外と低いという
ことに気が付くでしょう。