パワポ教材作成に凝りすぎてはいけない。

オンラインレッスンが多くなったことで、パワーポイ
ントで教材を作成する機会が増えてきました。

パワーポイント教材は、オンラインレッスンでは
もはや必須アイテムといっても過言ではありません。

もし、まだ使ったことがないという方は、ぜひ使って
見ることをお勧めします。

しかしながら、中には、あまりお勧めしない使い方を
している方も見受けられます。

つまるところ、その根源は何かというと、

「教材のデザインに凝りすぎるあまり、作成に必要以上に
時間をかけすぎている。」

ということ。

時間がかかりすぎてしまう主な理由は、以下の2点
です。

1.さまざまな機能を必要以上に使っている。
2.スライドや文字枠の複製機能を効果的に使っていない。

例えば、1については具体的に以下のようなことが
あげられます。

皆さん、思い当たるふしはありますか。

▼テンプレート選びに時間がかかる。

教材のテンプレートは、白が基本。

授業のたびに違ったテンプレートを使おうとすると、
そもそも選ぶのに時間がかかる。

また、カラフルなテンプレートだと見ていて落ち着か
ない。

シンプルイズベスト。

▼文字修飾を多用する。

文字修飾は、極力ポイントの部分だけ。

多用すると、どれが大事なのかわからなくなる。

▼ワードアートを多用する。

表紙のタイトルぐらいで十分。

▼1スライドの中に、いくつもの文字枠がある。

文字枠ごとに設定しなければならず、時間がかかる。

▼アニメーション機能を多用する。

あくまでも教育上必要な場合にのみ使用する。

無意味に文字を躍らせると、かえってわかりにくいし
落ち着かない。

▼無駄なイラストが多い。

イラストは、ワンポイント程度で十分。

ましてや、有料のイラストを1スライドに何枚も使用
して、余計な経費をかける必要は全くない。

逆に、イラストを多用すると、そこに学習者の気が行って
しまい、大事な学習がおろそかになる可能性がある。

 

思いついただけ挙げてみました。

私たちは、デザイナーでも大道芸人でもありません。
あくまでも語学教師です。

地味を貫けとは言いませんが、必要以上に凝りすぎると
教材作成にやたらと時間がかかり、結果、労働単価が下
がってしまいますし、

学習者も学習以外のところに気が散ってしまい、学習
効果の低下を招きかねません。

つまりは、「労多くして、功少なし。」なんですね。

以上のことは、特にパワーポイントに慣れてきたぐらい
の方がよく陥りがちなことですので、

「自分はそうかなぁ。」

と思われる方は、気を付けてみてください。

また、もっと詳しく知りたいという方は、下記セミナー
動画がおすすめです。

特典として、篠崎作成のパワーポイントスライドデータ
15種もありますので、自由に使っていただいて、ますます
教材作成の時間を短縮していただければと思います。

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「超入門!手とり足とり!これで充分!
もうITオンチなんて言わせない!
-パワーポイントで教材作成」動画
(全収録時間約141分(2時間21分))
https://www.kanjifumi.jp/powerpoint-doga/

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