検定試験合格は、「計画的な学習」を「最後まで続けられる」か。

日本語教育能力検定試験に合格できるか否かは、

頭がいいとか悪いとか、
根性があるとかないとか、

ではなく、結局のところ

「計画的な学習を最後まで続けられるかどうか。」

で決まる。

そんなふうに思います。

 

「それができるのが、頭のいい奴であり、
根性がある奴なんだよ!」

そんなお怒りの言葉をいただきそうですが、

私も20年、いろいろな検定合格者、不合格者を
見てきて気づいたのは、

必ずしも、

「頭がよくて、根性のある奴」

ばかりが合格しているわけではないということ。

 

むしろ、

「頭がよくて、根性のある奴」

であるにもかかわらず、

1度や2度の失敗で落胆し、
諦めてしまう人のいかに多いことか。

 

「えっ!あともう一歩なのに。
今やめたら、一番もったいない。」

そんな思いを何度したか知れません。

 

一方、

「私、人より頭があまりよくないし、
根性もあまりないから、

人の助けも借りながら、愚直に
コツコツ勉強していくしかない。」

と半ば開き直って取り組んでいる方は、

多少時間がかかるとしても、
計画的な学習を最後まで続け

結果、合格するケースが少なくないのです。

 

つくづく、

日本語教育能力検定試験に合格できるか否かは、

頭がいいとか悪いとか、
根性があるとかないとか、

ではなく、結局のところ

「計画的な学習を最後まで続けられるかどうか。」

で決まると。

 

そう考えると、あとは、

1.計画的な学習

2.続けるためのモティベーションの維持

を、どう生活の中に仕組化していくかを考えれば
いいわけです。

 

この時に重要なのが、

「人の手を借りる」

ということ。

 

「人に知られないように、自分一人で。」

という方は、偶然をはるかに超える高い確率で
自滅します。

 

なぜなら、自分一人でやろうとすると
続かなかった時に、声をかけてくれる人が
いないから。

 

これだと、よほど根性がない限り再起不能。

 

私が10年もメルマガを書き続けられるのは、
ひとえに

「メルマガをやめた後、3000人以上の読者の
誰かとどこかで会ったら恥ずかしい。」

そんなプレッシャーがあるからです。

 

つまり、読者の手を借りているからこそ
続けられているのです。

 

ですから、例えば、

1.計画的な学習

に不安な方は、

身近な合格者に相談して、自分に代わって
学習計画を立ててもらえばいいでしょう。

 

2.続けるためのモティベーションの維持

に不安のある方は、例えば、家族や周囲の
友人に検定試験受験を宣言し、

合格に向けて協力してもらえばいいのです。

 

そうやって、

「計画的な学習を最後まで続ける」

ための環境を作る。

 

あとは、その環境に乗って

日々淡々と勉強を進めていけば
いいのです。

 

そうすれば、「合格」の2文字はぐっと
近づいてきます。

 

あとは、とにかく早く取り組むことです。

思い立ったが吉日。
善は急げ。

 

「明日から。」

という人間に明日は来ません。


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