去年のクリスマスにシンガポールに行っておいてよかったと思う今。
去年のクリスマスに、私は思い立ってシンガポールに
行ってきました。
完全に観光です(^_^)v
実は、ここ数年、
「年に1回ぐらいは海外に行って、視野を広げねば。」
と思い、夏のお盆休みの翌週に(←ここ、意外とミソ(^_^))
2018年はタイのバンコクに、その前年は
ベトナムのハノイに、
現地の篠研会員様のアテンドで日本語教育
機関の視察をしてきました。
アテンドしていただいた会員の皆様、その節は
本当にお世話になりました。
海外に行って、現地の生活や日本語の授業を見ると、
「なるほどなぁ。」
「いろいろ工夫しているなぁ。」
と驚くことしきりで、本当に視野が広がります。
ただ、昨年の夏はなんやかんやで行けず、
「今年は無理かなぁ。」
と半ばあきらめていたのですが、
ちょうどクリスマスのころにポカっと予定が
空き(←ここ、突っ込まないでください笑。)
とはいえ、急なことで視察旅行などは到底
できず、
「ならば、観光でも!」
「いっそ、憧れのマリーナベイサンズへ!!」
マリーナベイサンズ
https://jp.marinabaysands.com/
ということで、
善は急げ。
思い立ったが吉日。
四の五の言わずに即行動。
小心者の私は旅行会社のパック旅行でシンガ
ポールに行ってきたわけです。
(えぇ、えぇ、お約束のインフィニティプール
に入ってきましたよ。日焼けするまで(笑))
「なるほど!ここが富裕層の聖地かっ!」
(すみません。偏った情報に染まってます。)
行ってみて、何より驚いたのは、シンガポール
という国が、文字通り多種多様な民族からなり、
(インド系が多かったのは、新鮮でした。)
町中にさまざまな文字・言語が飛び交い、
それぞれみんな思い思いのファッションを
楽しみ、
さまざまな国の料理、さまざまな国の風習や
それを象徴する建物が、
1つの風景画の中にちゃんと馴染んでいるという
事なんですね。
(あくまでも、私個人の数日滞在の感想です。)
確かに、シンガポールが多民族国家であると
いうのは、今まで本を読んで知ってはいました。
ですが、ただ情報として知っているというのと
実際に肌で感じるのとでは、雲泥の差です。
「今回もすっごい視野が広がった。
やっぱり行ってよかった。」
そして、数日間の旅行を終え、福岡は博多駅に
着くと、
今まで何とも感じなかった駅の風景に、
「えっ!似たような服着た日本人ばっかり。」
と、軽いリエントリーショックを感じたほど。
(たまたまそこにいた皆様、大変失礼。)
それ以来、私は
「人にどう思われようと、人とは違う服、
自分の着たい服を着よう!」
と誓い、
シンガポールのデパートの小さな紳士服売り
場のインド系のおっちゃんから値切って買った
ネクタイとタイピンとポケットチーフのセット
を身につけ(←意外とこういうの日本にない。)、
別府のゆめタウンで買った黒の中折れ帽を被って
出勤するようになりました。
(よく言えばダンディ、下手すると不審者(笑))
そして、今、新型コロナウィルスの影響で、
世界中が外出規制、自粛状態となっています。
ニュースを見ると、シンガポールも深刻な状況
のようです。
いくらシンガポールに行きたいと思っても、
今はとても行ける状況ではありません。
また、このような状況がいつまで続くかも
分かりません。
あらためて、
自由に海外旅行ができるというのは、決して
当たり前のことではなく、
「あの時、思い切ってシンガポールに旅行に
行っておいて本当によかった。」
と、今にして思うと同時に、
普段から念仏のように唱えている
善は急げ。
思い立ったが吉日。
四の五の言わずに即行動。
の重要性を我ながら改めて認識した次第。
後でやろうと思っても、「さあ動こう。」と思った
時には、しばらくできない、あるいは最悪手遅れ
ということもあるのですから。