ZOOMのホワイトボードの小技。
今日も、留学生相手に日本語の授業を
ZOOMを使ってやりました。
初中級レベルの語彙のクラスで、使用テキスト
はこちら。
『語彙ドン! [vol.1] ―大学で学ぶためのことば』
くろしお出版
https://amzn.to/2VtRUnu
タスクが工夫されていて、楽しみながら勉強できます。
で、今回はZOOMのホワイトボードを使った授業の小技を
紹介します。
ZOOMのホワイトボード機能というのは、こういうのです。
4:08あたりからホワイトボード機能の説明があります。
(いつか私の授業動画をアップしますね。)
ZOOM講座・授業でPowerPointとホワイトボードをきれいに
共有する方法
https://www.youtube.com/watch?v=793ORMdp-qo
教師が、画面共有でホワイトボードを指定すれば、
学習者全員にこのホワイトボードの画面が共有され
ます。
教師は、このホワイトボードに
▼文字を書くこともできるし、
▼線を引くこともできるし、
▼文字の大きさも色も変えることができるし、
▼書いた文字や線を消しゴムで消すこともできるし、
▼ハートマークや×といったスタンプを押すことも
できるし、
▼ポインターのようにスポットライトで示すこと
もできます。
まさにリアル授業のホワイトボードと同じような感覚で
使えるんですね。
で、小技はここから。
実はこのホワイトボード、ホスト(ZOOM提供者)である
教師だけでなく、
学習者も自分のパソコンから同じボードに書き足すことが
できるのです。
もちろん、全員で画面共有。
そこで、授業では、学生をあててZOOMのホワイトボー
ドに問題の答えを書かせました。
もう、ほんとうにリアルな教室のホワイトボードと
同じです。
しかも、その答えが正しいか、他の学習者にチェック
させ、
正しければ、その回答の横にチェックマークのスタン
プを、
正しくなければ、×のマークを学習者につけさせました。
そうしたところ、彼ら自身もまだZOOM初心者という
ことも手伝って、
キャッキャ、キャッキャしながら問題を解いていました。
そして、私はそんな彼らを見ながら、
「その答え、いいですね。」とか
「その答えは違いますね。もう一度考えましょう。」
とか、合いの手を入れるだけ。
後はどんどん学習者が学習していきました。
ZOOMというと、「なんか難しそう。」と思ってしまう
方もいるかもしれませんが、
「学びのためのおもちゃ」
ぐらいの感覚で接すれば、いろいろな発想で、
楽しく、しかも効果的に使えると思いますよ。
ZOOMのサイトはこちら。