バブル期の新卒ブランドを捨て敢て茨の道を進んだ男の話(その6)
2007年頃、私はたまたまこの本を手にして
メールマガジンというものを知りました。
平野友朗『メルマガ起業1年目の成功術』
https://amzn.to/2J88zpA
今でもアマゾンでこの本を検索すると
「お客様は、2007/10/13にこの商品を注文しました。」
という表示が出て、何とも感慨深いです。
そして、書式から何からこの本の通りにメルマガ原稿を
作り、
メルマガ配信サービスである「まぐまぐ」を使って
メルマガ配信をはじめました。
おかげさまで、現在は独自配信で10年以上配信し続けて
います。
また、これがきっかけで、この書の著者である平野友朗
さんとお付き合いさせていただき、
今では、東京セミナーで会場を使わせていただくなど、
大切なビジネスパートナーとしてお付き合いさせて
いただいています。
まさか当時、今のような関係になるなど、想像すら
していなかったわけですが、
いろいろなことにチャレンジしていると、自然と
人脈が広がり、
それがいつか自分のビジネスにプラスに働くのです。
とはいえ、いつプラスに働くかはわかりません。
だから、短期ではなく中期、長期、超長期に、
いろいろなことにチャレンジし、
途中であきらめないで継続して取り組むことが
本当に重要なのです。
さらに、その前後、
「ブログなんかじゃなく、ちゃんとしたサイトを
作って、パーソナルメディアを構築しよう。」
ということで、自分のサイトを作り始めました。
当時作ったサイトは、いま思い出せば本当に
ちゃちです。
いかにも「素人が作りました」感丸出しです。
ですが、当時、大学教員でサイトを運営している
人間などまだまだ少数派で、
個人のサイトは、みんな素人っぽいものばかり
でした。
なので、私も
「みんな素人。気にしない。
デザインは少しずつ良くしていけばいい。」
ぐらいの感覚で、少しずつ手直しをしていきました。
何でもそうですが、出始めのころに始めるという
のは、タイミング的にとてもいいです。
まだみんな素人で、ほとんどの人は手を付けて
いないわけですから、
下手なものを作っても、作っただけで「すごい!」
と言われるからです。
例えば、今でいえばZOOM。
確かに早い人はもう数年前から使っていたでしょう。
私も3年ぐらいから使っています。
ですが、世間一般にはコロナウィルスの影響で、
この1~2か月で急に流行り始めた感じです。
今なら、まだ多くの人はZOOMを知らない。
だから、今はZOOMを学び始める絶好のチャンス
なんですね。
知らなくても、周りみんなよく知らないわけだから
まったく問題ないのです。
これがもし、1年後だったら
「ZOOMなんて知らない。」
なんて、ちょっと言えない雰囲気かもしれません。
そうなると、完全に出遅れ組です。
話を戻しまして、
メルマガをサイトを、地味にコツコツ運営して
いたころ、
別府大学では、教育のICT化を進めようとして
いました。
そして、教員の何人かでプロジェクトチームを
作り、
当時、サイバー大学先進国だった韓国の提携校に
チームを派遣して、
eラーニング構築研修をする計画が持ち上がった
のです。
そして、そのメンバーの一員として、なんと私
篠崎に白羽の矢が当たったのです。
続きは、次回に。