稼げる日本語教師になる!(1)-なれます!私がその証拠!
先週末のセミナーで、とある参加者の方が
最後の質疑応答で、申し訳なさそうに、
「セミナーの内容と関係ない話なのですが、
質問してもよろしいでしょうか。」
とおっしゃるので、
「どうぞ、どうぞ(^_^)」
と言いましたら、こんなご質問をなさいました。
その方は、教師歴2年で日本語学校を2校掛け持ち
している。
ただ、2年たっても時給が低く、授業準備も思いの
ほか大変で、正直このまま続けていいものか迷って
いる。
本当にこのまま日本語教師を続けて、安定した生活
を手に入れることができるのでしょうか。
というもの(だいたいこのようなご質問だったかと。)
その時、私は思いつくままにお話しさせていただいた
わけですが、
おそらく多くの方が、同じようなお悩みを持ち、
また、相談できる人も身近にいないことが多いと
思われますので、
数回にわたって、順を追ってお話しさせていただこう
かと思います。
まず、結論から言うと、
【頑張れば、誰でも稼げる日本語教師になれます(^_^)v】
論より証拠、私を見てください。
私は、普段は大分県別府市という、人口流出甚だしい、
しかも県内には法務省認定の日本語学校が1校しかない
という、
業界的にはかなりアウェーな超地方に住んでいます。
正直、東京出張で新宿駅などに来るたびに、
「こんなに外国人が山ほどいる東京でビジネスを
やったら、儲かって儲かって仕方がないだろう。
なんて羨ましい!」
と思っています(ホントに)。
また、私が在籍している別府大学は、さして有名
というわけでもなく(というか、むしろ無名)、
偏差値がそう高いわけでもなく(というか、低い爆)、
残念ながら、本学には日本語教育の主専攻も副専攻も
ない。
あるのは、オプショナルな日本語教師養成課程と
留学生向け日本語教育研究センターだけ。
身近に凡人社のような日本語教育専門書店がある
わけでもなく(一番近くで福岡の大谷書店様。)
身近に、日本語教育学会などで活躍している著名な
先生がいるわけでもなく(いたらすみません)、
大分で日本語教育のセミナーや研修会が開かれる
こともほとんどない(一番近くて北九州かな)。
(なんか、書いていてだんだん寂しくなってきた苦笑)
そんな、東京、大阪、名古屋、福岡在住の先生方に
くらべれば、ビジネス的にも情報的にも圧倒的に
不利な別府に住んでいながら、
▼大谷書店の社長から、個人購入では九州一と
言われるほど書籍を買い漁り、
▼県外・国外出張、学会参加旅費交通費は、ほぼ
すべて自腹で行きまくり、
▼自前でスタッフ4人(正社員1名、パート3名)
を雇い、
▼研究室内のデュアルディスプレイのPC3台、超短
距離プロジェクター、スタッフ用ノートPC、デジ
タルビデオカメラなどなど、すべて自前。
▼昨年12月に起業した会社が、創業半年で累計黒字化、
丸1年で利益率17%を達成し(会計士の先生、驚嘆)、
▼東京に出張すれば、決まって銀座のろくさん亭で
飯を食べ(スナックとかには行ってません(笑))
ろくさん亭
http://www.rokusantei.jp/
▼大阪に出張すれば、郷ひろみがオーナーを務める
ソーニ・デ・ソーニで飯を食べ(シェフ米田さんの
トークとワインが最高)
ソーニ・デ・ソーニ
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27107334/
▼普段はレクサスに乗る(中古ですけどね)
ちなみに、今年のクリスマスは男一人でシンガポールは
マリナベイサンズのインフィニティプールで水浴び
する予定。
マリーナベイサンズ
https://jp.marinabaysands.com/
東京では、
「篠崎は、日本語教育以外で金儲けしているんじゃ
ないか。」
などという根も葉もない噂が立っているそうですが、
そんなことは一切ありません。
すべて日本語教育ビジネスで得た収益で賄っています。
できるんです!
私がこうして、自慢げに(聞こえますか?)言うのも、
「日本語教育は決して低賃金・重労働一辺倒な職種では
ない。
必要な努力と工夫を重ねれば、いくらでも稼げるし、
望む生活を得ることができる。」
ということをお伝えしたいからであり、
日本語教師や日本語教師を目指すすべての方に、日本語
教師としての夢や希望を持ってもらい、ひいては
「日本語教師を選んでよかった。」
と思ってもらいたいからです。
社会が必要としているモノやサービスを提供し、
その対価としてお金を頂くことは、決して悪い
ことではありません。
むしろ、それによって人々をハッピーにするのであれば、
大いに望ましいことです。
逆に、養成講座で50万円~60万円、試験対策に数十万円
もかけてやっとのことで日本語教師になったのに、
それをゆとりを持って回収できるチャンスが少ないと
すれば、そちらの方がはるかに問題です。
というわけで、次回から数回にわたってお話ししますね。