JLPT対策の授業を極めたければ1.教材購入。2.分析。3.授…
篠研の会員様と直に会ってお話しすると、よく
「JLPT対策の授業のやり方を教えてほしい。」
というご意見をいただきます。
通学制養成講座でも、さすがにJLPT対策授業の
実習はしないでしょうし、
専門書でもそうしたことを詳しく解説したものは
私も見たことがありません。
ですが、実際に現場に立つと急に
「今期から対策授業をやってください。」
とふられることもあるわけですから、
戸惑われるのも無理からぬことです。
では、どうしたらいいのかという話ですが、
まずもって一番大事なことは、
ご自身の財布と相談しつつ、できうる限り
JLPTの対策本を買いあさるということです。
かく言う私も以前こちらの教材を買い、
https://gyazo.com/838abf41b8877911aaa84a2ca1dadc84
その1週間ほど前にこちらの教材を買い、
https://gyazo.com/576d7df0571711f4e51971a5924c99cf
その2か月ほど前には、ついでにこちらも(^_^)
https://gyazo.com/3322d28f1c7ea8a4473ea058ba8ce5d9
やはり、手もとで実物を見ないと教材の良しあし
はわからないのです。
最初は、とても躊躇してしまうと思いますが、
(その気持ちわかります。私も経験者なので。)
こういう買い物を思い切ってできるかどうかが
教師として伸びるかどうかの大きな分かれ道に
なります。
そして、次に大事なのはその教材を分析すると
いうこと。
「分析」と言っても難しく考える必要はありません。
ひとまずは、教材の全体構成とセクションごとの構成、
そして、どんな指導項目を扱っているか。
それにざっと目を通すだけでも違います。
もちろん、通読できればそれに越したことはありません。
教材は、先輩教師の指導ネタの宝庫。
授業で使うかどうかはともかく、
どういう指導内容をどういう切り口、どういう例文で
提示しているかを知るだけでも、教師力はアップします。
そして、最後は実際にその教材を使った授業を
イメージする。
エア授業です。
これをすることで、知識を知識にとどまらせず、
アウトプットすることで本物の知識としてインテイク
することができます。
JLPT対策の授業に自信のない方。
ぜひ参考にしてくださいね。