「完全に勉強不足でした。」という反省を次に活かすために。

検定試験が終わると、受験した方から、

「完全に勉強不足でした。」

というお声を頂戴することがあります。

 

実際、検定試験を受験して、改めてこの試験の
出題範囲の広さを実感なさる方も多いのでは
ないでしょうか。

 

ただ、

「完全に勉強不足でした。」

と大反省しても、

その夜ビールを飲んで翌日すっかり忘れている
ようでは、次につながりません。

 

反省を次に活かすためには、ただ思うだけではなく、
具体的に行動を変えていく必要があります。

 

「今回は完全にダメだ。
心機一転、来年に向けて頑張ろう。」

という方。

 

同じ轍を踏まないためのヒントをご紹介
しますね。

 

そもそも

「完全に勉強不足でした。」

という方にも大きく2つのタイプがあって、

 

1つは、

「知らないことばかりで、歯が立たなかった。」

という方。

 

こういう方は、学習量が絶対的に足りない方ですので、
まずは、充分な学習量を確保する必要があります。

 

目安は、いろいろなところでご紹介している通り
トータルで1000時間です。

 

400~500時間の学習で合格を目指すなどは
論外ですが、

それ以上に、学習記録をつけていないというのも
よくありません。

 

なぜなら、人は得てして自分の学習時間を、
実時間より多く見積もる傾向があるからです。

 

「自分は、今まで600時間ぐらい勉強してきたはずだ。」

と思っても、実際に計ってみると半分ぐらいだった
というのは、よくある話です。

 

だから、まずは1000時間の学習計画を立て、
そして、それを実行し、記録をとる。

 

それが、検定試験合格への第一歩です。

 

それを踏まえて、学習計画を立てられると、

「今から始めなければ間に合わない。」

ということに気づかれると思います。

 

もう1つは、

「どこかで勉強したことがあるのに、思い出せない。」

という方。

 

こういう方は、試験直前の詰めが甘かった方です。

 

試験直前は、参考書を繰り返し読むだけではなく、
例えば、過去問を使った模擬試験を数回はやって
みる必要があります。

 

そうやって、インプットした知識をインテイクの
レベルまで落とし込む必要があるのです。

 

しかし、

「分かっていたけど、時間がなかった。」

という方も多い。

 

であれば、全体のスケジュールをもっと前倒し
でやらなければなりません。

 

多くの場合、学習計画は「順調に進めば」という
前提で作られることが多いようです。

 

「特に問題なく予定通り進めば、
試験日までに間に合う。」と。

 

しかし、実際は予期せぬ予定が入ったり、
体調を壊してしまったり。

 

なので、学習計画は基本早期から始めて
前倒し、前倒しで進める。

そして、予定調整のための予備日を設けて
おく。

 

そうすれば、比較的ストレスなく進めることが
できます。

 

もちろん、トータルで1000時間が基本です。

 

学習歴のある方も、また0からの出発と思って
頑張ってくださいね。

 

このように言うと、中には、

「そこまでしないとダメなんですか!」

とおっしゃる方がいらっしゃいますが、

はい、その通りです(断言!)

 

そこまでやる覚悟・気概を持つことが、
同じ轍を踏まないための大前提。

 

何といっても、合格率20%前半ですので。

 

登録解除覚悟で耳の痛い話をしましたが、
(というか、ご納得いかない方はどうぞ登録解除を。)

必要な方にとっては、とても大事な話。

 

さすがに来年の今頃もまた、

「完全に勉強不足でした。」

とは、言いたくないですよね(聞きたくもないし。笑)

 

「来年の検定試験に向けて今から準備をし、
万全の態勢で臨みたい。」

という方は、過去10年分の検定試験の出題内容を
分かりやすく解説したこちらの通信講座をお勧め
します。

 

これが、過去4度検定試験に合格し、検定試験を
知り尽くした、私篠崎大司の頭の中です。

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https://www.kanjifumi.jp/become/distancelearning/


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