100%勝てる準備-成功法則はすべてラグビー日本代表が教えてくれた。
検定試験直前対策セミナーin福岡。
1日目の講演、そしてその後の懇親会が終わった後、
私はホテルで収録した動画のデータをHDDに移しつつ、
ラグビーワールドカップ 日本対アイルランド
をテレビで観戦していました。
ハイライト: 日本Vアイルランド
https://www.rugbyworldcup.com/video/487760
いや~、すごかったですね(^_^)
世界ランキング2位のアイルランドに19-12の
歴史的大勝利。
最初リードされながらも、後半に入ってから逆転。
試合後半、日本が立て続けに得点し、終わってみると
7点差の大勝利。
おそらく誰も日本がアイルランドに勝てるなんて
思っていなかったのではないでしょうか。
(もちろん、応援はしてましたよ。)
ですが、私が感動したのは、その後の日本代表メンバー
田中史朗選手のインタビュー。
田中史朗選手は、スクールウォーズのモデルとなった
京都市立伏見工業高等学校ラグビー部出身で、
名物監督山口良治先生の愛弟子です。
私も以前こちらの本を読んで感動しました。
(もちろん、ドラマも見ましたよ(^_^))
山口良治『信は力なり―可能性の限界に挑む』
https://amzn.to/2nVkWxF
そして、試合後の田中選手のインタビューがこちら。
ラグビーW杯、日本代表談話(1)
1次リーグ、日本-アイルランド
https://youtu.be/L-7Ww8ts8_k
この中で、田中選手は「準備」の大切さを説いています。
「4年間しっかり準備をしてきた結果が、この勝利に
つながっていると思います。」
「(サモア戦に対して)しっかり準備をして、100%
勝てる準備をしたいと思います。」
誰もが予想だにしなかった、日本の勝利。
しかし、それを可能にしたのは、4年間という
長い期間をかけて取り組んできた
「100%勝てる準備。」
周囲の意見に惑わされず、
自分が信じた「100%勝てる準備」を
ただ粛々と確実に実行する。
もちろんその過程では、犠牲にしなければ
ならないことも出てきます。
さまざまなことを犠牲にしてでも、
「100%勝てる準備」
を愚直に実行する。
大成を成就するというのは、つまりこういう
ことなんですね。
検定試験なんて、「100%勝てる準備」をすれば
誰でも合格できます。
(というか、現場の大変さに比べれば、大成と
いうほどのものでもないです。)
逆に、ほんの数か月の勉強で検定試験に合格
しようなどと、虫がいいにもほどがあります。
よしんばそれで運良く合格しても、
知識の量などたかが知れていますから、
現場のプレッシャーに打ち勝つことなど
できないでしょう。
教育現場でそれなりに自信を持って振舞う
ためには、
それ相応の準備や覚悟が必要なのです。
一方、十分準備をして検定試験に臨み、
その結果、当然のように合格し、
いい授業ができるためにさらに準備を
積んだ人は、
現場に立てば、まさに水を得た魚。
嬉々として授業に臨み、どんな学習者、
どんなタイプの授業であっても、
自信を持って臨むことができるのです。
「検定試験に合格できなかったらどうしよう。」
「明日の授業がうまくできなかったらどうしよう。」
そんなことを考える暇があったら、1分でも1秒でも
「100%勝てる準備」
を実行するべきなのです。