2019年を振り返ってみる。-時事問題対策(4)
検定試験時事問題対策としての「振り返ってみる」シリーズ。
最終回の今日は、
「2019年を振り返る。」
5月までの主なニュースを扱います。
では、早速見てみましょう。
(なお、月内の順番は順不同です。
リンク切れ記事はご容赦ください。)
2019年
1月
・「特定技能」の活用で宿泊業は2019年度から5年間で2.2万人の外
国人雇用が可能に、4月に試験を実施:HOTELIER
https://www.hotelier.jp/inboundnews/legal/20190116.html
『特定技能』が正しく周知・活用されるといいですね。
・平成30年度外国人留学生在籍状況調査結果:日本学生支援機構
https://bit.ly/2Mok3G0
検定試験第1級資料。必ず目を通しておきましょう。
・経産省、製造業特定分野で外国人受け入れ方針を発表
:製造マネジメントニュース
https://bit.ly/2RIuoCE
そもそも向こう5年間の間生き残る企業がどれほどあるのか。
・入国外国人、最高の3010万人=18年、ビザ緩和など影響
-法務省:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019012300934&g=soc
3010万人!数年前だととても考えられなかった数字ですね。
2月
・外国人受入環境整備交付金について:法務省
https://bit.ly/2tpey1g
1,000万円を上限に全額交付。全額交付のインパクトは大きい。
・外国人労働者受け入れ 法務省が特定技能説明会 企業など戸惑
いも:毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190218/k00/00m/040/162000c
まだ具体的なことは決まっていないので、お互い困惑気味の様。
・日本語教師の資格、教育実習も必須に 文化審議会が方針
:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASM2N7379M2NUCVL01K.html
日本語教師養成も大きく動き出しますね。
・外国人労働者受け入れ拡大で「出稼ぎ留学生」が激減?日本語学
校の危機:Yahoo!ニュース
https://bit.ly/2BWPoMe
旧態依然なら危機。環境に適応すればビジネスチャンス。
3月
・日本語教師の公的資格創設 判定試験や教育実習も必須に 文化
審:日本経済新聞
https://s.nikkei.com/2H1RzSS
内部の方の話では、まだ検討段階だそうです。
・「特定技能」による新たな外国人材受入れに関する制度、概要ま
とめ:食品産業新聞社
https://bit.ly/2ISacdG
特定技能制度について、比較的詳しい内容です。
・介護人材育成で学校新設、日系が政府と協力:NNA ASIA
https://www.nna.jp/news/show/1878909
ミャンマーと日本の合弁。
・外国人就労5分野、初年度は4カ国で試験 建設・宿泊など国交
省関連:産経新聞
https://bit.ly/2Ty0eTA
いよいよ4月から開始。どんな日本語試験なのでしょうか。
・東京福祉大、留学生700人を除籍 所在不明などで:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4252286015032019CC1000/
受入れ・管理体制が不十分だったんですね。道徳なき経済か。
・介護実習生 日本語能力 基準緩和へ…厚労省 不合格でも滞在
延長:読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190320-OYT1T50102/
この調子では、「特定技能」の質担保のほども推して知るべし。
・新たな外国人材受入れ(在留資格「特定技能」の創設等)
:法務省
https://bit.ly/2CBfvJr
やっと出ましたね。年度明けからどう具体的に動くか注目。
・国際交流基金日本語基礎テスト:国際交流基金
https://bit.ly/2JBxm8l
出題形式はJLPTとよく似ています。評価基準もJFスタンダード。
4月
・外国人労働者受け入れ拡大、4月1日スタート 政府側の準備不足
否めず:毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190330/k00/00m/040/281000c
制度が落ち着くまで、慎重に対応するしかないか。
・外国人受け入れ、自治体目立つ準備不足 改正法4月1日施行
窓口1割間に合わず:西日本新聞
https://bit.ly/2FNgXtA
不法就労や不法滞在だけでなく、不法雇用も厳正に対処すべき。
・外国人受け入れ拡大へ 改正入管法4月1日施行 5年間で34.5万
人:日本経済新聞
https://s.nikkei.com/2JYqYs8
日本語教育の重要性がますます高まりそうですね。
・外国人就労拡大へ、新制度スタート 「入管庁」発足
:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASM3Z42VPM3ZUTIL007.html
技能実習制度が円滑に機能するようにしっかり管理してほしい。
・夜間中学、相次ぎ開校 千葉・埼玉に:日本経済新聞
https://s.nikkei.com/2VdxRa4
課題があるとはいえ、先進的で素晴らしい取り組みだと思います。
・修了者の7割に日常会話レベル 日本語学校で新基準
:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44030160S9A420C1CR0000/
今まで管理を法務省任せにしていたのにずいぶんな上から目線。
5月
・福島原発廃炉に外国人労働者、「使い捨て」の声:朝日新聞
https://bit.ly/2ZGl1DU
原発政策は限界。その尻拭いを外国人にさせてはいけない。
・外国籍児童・生徒1万人超が日本語「無支援」:毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190504/k00/00m/040/098000c
国はもっと予算をつけるべきだし国民ももっと税金を払うべき。
・EPAの外国人、介護の「特定技能」の在留資格へ移行可能に
厚労省発表:JOINT
https://report.joint-kaigo.com/article-11/pg586.html
移行するのはいいが、そもそも魅力ある待遇が用意できるか。
・日本語教育総合調査:文化庁
https://bit.ly/2VtfT2B
日本語教育について俯瞰できます。
・外国人技能実習生 職種に「宿泊」追加へ 人手不足が深刻
:NHK NEWSWEB
https://bit.ly/2JpoYrH
なぜ、値上げして顧客を減らし利益を上げることを考えないのか。
・日本語教師の資格創設へWGを設置 日本語教育小委:教育新聞
https://www.kyobun.co.jp/news/20190520_01/
教師の待遇改善とセットで考えないと、うまくいかないのでは。
2019年は、とにもかくにも「技能実習」そして
「特定技能」一色と言っても過言ではないくらい
の年でした。
この話題を今年の検定試験に出題せずして何を
出題するか、といった勢いですね。
もちろん、出題されるかどうかは蓋を開けて
みないとわかりませんが(笑)
記事のタイトルだけでもしっかり読んで、
ここ数年の流れをつかんでくださいね。