「2割増し勉強」-本試験で出せるのは実力の8割。
オリンピック会場には魔物が棲んでいる
といわれるのと同様、
検定試験の試験会場にも魔物が棲んでいます。
いや、もっと正確に言うと、自分自身の
中に魔物が棲んでいるといった方がいい
でしょう。
いくら準備に準備を重ね、いくら模擬試験
を重ねたからといっても、
やはり本試験の緊張感というのは独特です。
思わぬミステイクや思い違いはつきもの。
これらを、本試験で100%拭い去るというのは、
かなり困難です。
実際、本試験に比べればさほど緊張感のない
普段の試験勉強であっても、
問題の答え合わせをした際、
「どうして、この選択肢を選んでしまった
んだろう。よく考えれば絶対違うとわかる
はずなのに。」
という苦い思いをしたのは、1度や2度では
ないのではないでしょうか。
つまり、本試験では100%の力が出せる
というのはかなり稀で、
むしろ、
「本試験で出せるのは、実力の8割。」
と考えるのが妥当なのです。
従って、本気で今年検定試験に合格したい
のであれば、
「合格ラインの2割増し。」
ぐらいの感覚で勉強するぐらいがベスト。
「省エネ勉強。ギリギリ滑り込み合格。」
などを狙っていたら、合否は五分五分。
下手すると「また来年(爆)」ということ
にもなりかねません。
そうならないためにも、
「本試験で出せるのは、実力の8割。」
と心得て、常に2割増し勉強を心がけて
くださいね。