敵も己も知らずに検定試験に立ち向かっても返り討ちに遭うだけ。

孫子の兵法に

「彼を知り己を知れば百戦殆からず。
彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し。」

とある通り、

戦いに勝つには、相手と自分を十分知ったうえで
ことに臨むということが、

キリストが生まれる500年も前からある鉄則中の鉄則。

 

これは検定試験も同じこと。

 

検定試験の実施側は、1988年の第1回試験以来、
百戦錬磨で試験を実施しており、

受験者はどのような問題が苦手で、
どういう切り口で出題すれば失点するのか、
手に取るように知り尽くしているわけです。

 

それを、昨日今日勉強を始めた人間が立ち向かった
ところで、

あえなく返り討ちに遭うのが関の山。

 

やはり、敵(=検定試験)を知り、己(=今の自分に
できること)を知ったうえで事に当たらなければ、

膨大な出題範囲と合格率20%台前半の壁を突破する
ことなど絶対不可能なのです。

 

しかしながら、その一方で、

「どうやって勉強したらいいのか、分からない。」
「どんな教材で勉強したらいいのか、分からない。」
「自分のやり方のどこが悪いのか、分からない。」

という声もよく聞きます。

 

そういう状況から考えると、

「情報はたくさんあるが、欲しい情報がない。」
「情報が多すぎて、欲しい情報までたどり着けない。」

というのが、今の世の中なのかもしれません。

 

いや、本当に欲しい情報というのは、ネット上に
氾濫する

万人向けに流された薄味の文字列などには
そもそもなく、

経験者に直接会い、直接対話を通じて行われる
経験者の膨大な経験知から紡ぎだされる口伝え
を通してしか得ることができない

のではないでしょうか。

 

そもそも検定試験に合格するような人は、
すべからく

【合格すべくして合格している】

わけで、

ご本人の認識はともかく

(然るべき努力をなさったにもかかわらず、
「偶然合格した」と謙遜なさる篠研会員の
方が非常に多いので)

合格に必要な行動と戦略を愚直に実践した結果
合格切符を手にしているのです。

 

それは、孫氏の言葉を借りればまさに

「彼を知り己を知れば百戦殆からず。
彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し。」

なのです。

 

しかしながら、完全独学で敵と己を知ろうとしても
それは土台無理な話で、

やはり、山のてっぺん(=ゴール)からしっかり
「敵」のすべてを具体的に知らしめてくれる熟達者の
指導と、

志を同じくする他者と切磋琢磨できる環境があって
こそ、

敵と己を腹落ちレベルまで深く理解することが
できるのです。

 

検定試験合格は、その先にしかありませんし、
そこまで入り身で取り組まなければ、

教師として必要な経験値を積むこともなく、

また、教壇に立っても迫力のある教育を行うことは
できないでしょう。

 

私篠崎は検定試験対策セミナーを行うのは、
そうした学びの環境をご提供したいという
思いがあるからなのです。

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東京:8月24日(土)・25日(日)


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