自分が成長する人かそうでない人か見分けるには。

日本語教師として成長する人と、そうでない人
というのは、

はたから見ていると本当に一目瞭然で、

 

「とにかく自分を変えようと、
意識的に動き回っている人。」

は、間違いなく成長します。

 

というより、自分を変えようと動き回ること
そのものが、まさに成長のプロセスと言える
でしょう。

 

そういう方は、一事が万事行動が早いし、
そして、謙虚です。

 

常に自分より上の方と接しているので自然と
そうなるのかもしれませんが、

 

それ以上に

「謙虚さ、素直さこそ吸収の源」

ということを、よくご存じなのでしょう。

 

そういう方は、スタートこそ出遅れることが
あったとしても、

ぐんぐん成長スピードを上げていき、

結果、

検定試験も一発合格するし、

就職も難なく(別にあってもいいのですが)
果たすし、

充実した教師生活を送るわけです。

 

そして、それがまた次のステージを呼び込むと。

 

まさに、好循環ですね。

 

篠研の会員様の中にも、そういう方はたくさん
いらっしゃいます。

 

逆に、なかなか成長しない人というのは、

 

・即断即決、即行動ができない。

・何かにつけ、やらない・できない理由を
述べたてる。

・横柄。上から目線。

・自分を変えるより、他人にかわってもらう
ことを望む。

・自発的に勉強しようとしない。

・学ぶ以上に批判をしたがる。

・それでいて、何でもただで欲しがる
「クレクレ星人」。

ような方。

 

ただ、こういうことは自分自身ではなかなか
気づきにくいものでもあります。

 

自分自身が「横柄」かどうかなんて、なかなか
わかりませんから。

 

なので、1つのチェック方法として、以下の
項目にあてはまるか振り返ってみるといい
でしょう。

 

過去1か月の間に、

・専門書を2冊以上読んでいない。

・セミナーや勉強会に1度も参加していない。

・自分なりの課題に取り組んでいない。

・もっともらしい理由をつけてやらなかった
ことがある。

・その他、学びのための投資をしていない。

 

これらに当てはまる方は、

「もしかして、自分は成長しない人なん
じゃないか。」

と内省してみるといいかもしれません。

 

「蒔かぬ種は生えぬ。」

日本語教師として成長したいのであれば、
まずは、こまめに種をまくことが大切です。

そして、じっくりじっくり育てること。

先1年2年の短期的視野ではなく

5年先、10年先、30年先を見据えて学ぶ
ということが大事です。

 

また、それだけに、何事も早め早めに取り組む
ことが重要です。
(というより、成功するならそれ以外にない。)

 

「桃栗三年柿八年 柚の大馬鹿十八年」
「急いては事を仕損じる。」

 

人生は有限。

もたもたする時間など、はなからないのです。


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