「これが文化変容ってやつか!」と腹落ちした今日(その2)
「じゃあ、私のクラスの留学生はどうなんだろう?
ちょうど明日授業があるから聞いてみよう。」
という思いに駆られた私は、
翌日の日本語の授業で早速留学生に聞いてみました。
クラスは、1年次の留学生のクラス。
(↑ここ重要なはず。)
学習者の国籍は、中国と韓国。
「1万円で服を買うとして、買うんだったら、
1.2,000円のTシャツを5枚買うか、
2.1万円のTシャツを1枚だけ買うか。」
お題を少し変えたのは、より具体的な方が
留学生も考えやすいと思ったから。
結果、やはり、全会一致で2番。
「学生の分際で1万円のTシャツを買おうと
思うかね。」
と思ったのですが(声には出さず(笑))、
「きっとこれも見栄に違いない。」
と思い、先日のスタッフ同様、
「どうせ100円かそこらだろうな。」
と思いつつ、
「じゃあ、今着ているTシャツはいくら?」
と聞いてみたところ、
「6万円です。アメリカで買いました。」
という返事が返って来て、
「ろ・・6万?(゜o゜)」
と驚愕!
な。。。なんとっ!
どうしてそんなに高いのかと聞くと、
「限定ものだから。」
と。
なるほどねぇ。いやいや、それでも高いわっ!
そして、さらに
「こんな金銭感覚を、同年代の日本人学生は
どう思うんだろうか。
せっかくだから、日本人学生にも
聞いてみよう。」
と思った私は、
翌日の日本語教員養成の授業
「日本語教育概論」
で、受講生(全員日本人)に同じ質問を
したところ、
今度は、全会一致で1番(^^)ソーダヨネ
理由を聞くと、
「そもそもTシャツに1万円もかけるなど
考えられない。」
「5枚買って着回したほうがいい。」
とのこと。
だよね(^_^)
今更ながらですが、このお題を
日本人学生vs留学生でディスカッ
ションさせると面白いかもしれませんね。
で、この授業の次の時間、今度は
2年次留学生の授業があったので、
彼らにも聞いてみることにしました。
続きは、次回に。