学習スピードを無理なく倍速にするコツ(その3)。
前々回からの続き。
1日の学習ノルマを極小にすると、
とても不思議なことが起こります。
それは何かというと、
1つこなして、まだ少し時間があるとなると、
「せっかくだから、もう1つだけやってみよう。」
という気持ちになり、
2つこなすと、
「ちょっと今日の私、調子いいんじゃない?(笑)」
となって、3つ目に手を出すようになる。
つまり、気持ちが乗ってくるのです。
それだけではありません。
以前は、2時間や2時間半をひとかたまりに
考えていた学習時間が、
ノルマを極小にすることによって20分~30分
になったことで、
当初は学習にあてていた時間帯が1日の終わりの
就寝前だけだったのが、
「20分ぐらいなら、他の時間帯でもできるね(^_-)v」
となって、昼間のちょっとした時間帯も
学習時間にあてられるようになるのです。
20分ぐらいの隙間時間なら、1日のうちに
1つや2つはあるもの。
そんなすき間時間に、すかさずスマホを出して
通信講座の講義資料を読み込む、読み込む。
そうすると、気がついたら自分でも驚くほどの
学習量をこなしていたとなるわけですね。
私はこれを「チリツモ学習」と呼んでいます。
まさに、塵も積もれば山となる。
ここで大事なことは、2つ。
1つは、
「やる気があるから行動を起こすのではなく
行動することによってやる気が惹起される。」
ということ。
そして、
「タスクの単位を小さくして、チリツモ学習に
徹すれば、学習量を最大化できる。」
ということ。
これが、忙しい社会人の学習術なんですね。
検定試験まで、123日。
【1日1点】積み上げるつもりで頑張ってくださいね。