迷う理由が値段なら買え。買う理由が値段ならやめとけ。
私の中には、いくつかの言語化された判断基準が
あります。
私は生来優柔不断。
だからこそ、言語化された判断基準を持つこと
によって、
判断に迷ったときに、その言葉に従うことで
誤った方向に進まないよう、自ら躾けています。
そのうちの1つが、
「迷う理由が値段なら買え。
買う理由が値段ならやめとけ。」
人は得てして安いものに流れがち。
かくいう私も、かつては1円でも安いものに
飛びついた時期がありました。
また、「安いから」という理由で、さして
必要性もないのに衝動的にモノを買い、
後悔した経験も数知れずあります。
しかし、そんな判断をした時に限って
ろくなことがない。
すぐにダメになったり、機能が悪かったり、
味がまずかったり。
「変にケチらずに、最初からいいものを
買っておけばよかった。」
後になって冷静に振り返ってみると、
間違いなく【無駄な遠回り】をしている
のです。
そして、そんな経験から分かったことは、
「安さを理由に購入したモノやサービスは、
自分の期待値を超えることはほとんどない。」
ということ。
いや、もっと言えば、
「かなり高い確率で、失望に近い経験を
させられる。」
ということです。
逆に、ちょっと奮発して高いモノやサービスを
買った時に限って、
「えっ! そこまでしてくれるの?」
という驚き、感動、喜び、満足感で満たされ、
「こんな世界があったのか!」
と驚嘆すると同時に、
「なるほど、だからこの値段なのか。」
と、深い納得感を得るのです。
それからというもの、
買おうか買うまいか、あるいはどちらを買おうか
迷った時は、迷わず
【高価一択】
で今までやってきました。
それで後悔したことは、ただの一度もありません。
そうして、こうした一段高い世界を体験するたびに、
「自分のサービスももっとレベルを上げられるはず。」
「まだまだ自分を高められる。」
「なるほど、こうすればレベルが上がるのか。
やってみよう。」
と、自分の思考と行動が高速に変わっていったのです。
この感覚は、体験したものにしか分かりえない
でしょう。
「またいつものセールストークか。」
そう思う方もいらっしゃると思います。
しかし、私は人生のある時に、背伸びしてでも
高価なものに手を出すことの重要性に気がつき、
実践した結果、人生が大きく好転したのは間違い
ないのです。
続きは、次回に。