痛みを覚悟しなければ、日本語教師としての成長はない。
先日、久しぶりに剣道の稽古をしました。
というのも、5月に大分県総合体育大会
剣道競技の部で、副将として出場すること
になったからです。
久しぶりにしたこともあって、翌日は
肩、肩甲骨、腕が筋肉痛(>_<)
右足のかかとも鈍痛。
(打つとき右足で強く踏み込むので)
やはり、少しずつでも続けないと
テキメン体に来ますね。
改めて、
「継続することの大切さ」
を身に沁みて感じた次第。
ところで、
この筋肉痛というのは、体をつくる上で
非常に大事。
筋肉を増やすためには、
負荷をかけることで一旦筋肉を破壊し、
そして回復する(=超回復)という
ステップを踏むことが必要だからです。
この
「筋肉痛」→「超回復」
を日々行うことによって、
「剣道筋」
が出来上がっていくんですね。
しかしながら、日々の稽古だけでは決して
十分ではありません。
私は大学の時も剣道部に入っていましたが、
その時も年に何回か合宿がありました。
5日間、朝から晩まで集中的に稽古。
それによって、普段以上に集中的に身体に
負荷をかけて身体を作り、
技を磨いて、短期間で一気に技術向上を
目指すわけです。
こうした日々の日常的な稽古と
非日常的で集中的な稽古を
組み合わせることによって
成長を最大化させることができる
わけです。
いずれにしても、
「成長するためには、その前に痛みを
伴う必要がある。」
ということであり、
「痛みを受け入れる覚悟がなければ、
成長は望めない。」
ということなんですね。
これは、
検定試験の勉強や日本語教師としての
成長にも通じるところ。
検定試験の勉強であれば、
まずは日々の勉強を淡々と、かつ確実に
こなすことで、知識の積み上げを日常的
に行いつつ、
ある一定期間、非日常的・集中的に
普段以上の知的負荷をかけて一気に
成長する。
こうした日常的×非日常的の
「知的筋肉痛」→「超回復」
を組み合わせることによって、
「日本語教師筋」
を最大化することができるのです。
私が行っている
【通信講座「篠研の日本語教育能力検定試験対策」】
http://www.kanjifumi.jp/become/distancelearning/
は、いわば日常的な
「知的筋肉痛」→「超回復」
の営みであり、
年数回行っている検定対策セミナー
(直近は、
【圧巻!篠研の日本語教育能力検定試験対策
「言語一般」セミナー】
https://www.kanjifumi.jp/gengoippan/
は、集中的・非日常的な
「知的筋肉痛」→「超回復」
の営み。
これらは、いずれも
時間的、労力的、経済的に相応の痛みを伴う
ものですが、
そもそも、
「成長するためには、その前に痛みを
伴う必要がある。」
ということ。そして、
「痛みを受け入れる覚悟がなければ、
成長は望めない。」
ということを、肝に銘じておく必要があるでしょう。