検定試験音声問題対策は、「1.音読。」
音声学は、とにかくたくさん聞いて、たくさん発音
してみるというのが大切です。
特に重要なのが、実際に発音してみるということ。
つまり、音読です。
これをあまりしないで、「聴解苦手!」という方が
とても多いです。
ですが、音読をして発声方法を実際に体で確認
しなければ、
音の識別など、なかなかできるものではありません。
特に、日本語にない音であればなおさらです。
母音であれば、唇の丸め、舌の盛り上がる位置、
舌の高さを、
子音であれば、声帯振動の有無、調音点、調音法を、
実際に発音しながら確認する。
しかも、小声ではなく、普段人と話す時ぐらいの
音量で。
そうすれば、だんだん耳が慣れてきて、音の聞き
取りの精度も高まっていきます。
アクセント問題も同じ。
参考書の音声を聞きながら、同じように
発音してみる。
そして、高低の音の感覚を身につける。
いきなり8拍(=かな8つ分の音の長さ)の
語を練習する必要はありません。
まずは、3拍か4拍。
しっかり聞いて、同じように言ってみる。
実は、3~4拍の聞き分けができれば、
検定試験のアクセント問題は解けます。
検定試験まで、まだ十分時間があります。
諦めずに、少しずつ長期間取り組んでみて
くださいね。