1日何時間学習すれば、合格達成時間1000時間に到達するか。
膨大な出題範囲と、20%前半の合格率という
難関な日本語教育能力検定試験を突破する
ためには、
私は常々1000時間の学習時間が必要だと言って
きました。
もちろん、時間だけで語れるものではあり
ませんので、これはあくまでも目安です。
ですが、多くの合格者の方や私の実体験から
考えると、
やはり1000時間は極めて妥当で現実的な数字
です。
よく420時間と言いますが、それはあの膨大な
出題範囲を一通り勉強するのに必要な時間と
考えるのが妥当です。
一瞥ですべて理解し記憶できるのであれば
それぐらいの学習時間でいいですが、
私を含めた凡人は、何度も何度も復習したり、
分からない所を調べたりしないと身につかない
ので、
やはり1000時間は必要なのです。
そこで、予備知識ゼロの方が今日から勉強を
始めるとして、
1日何時間勉強すれば1000時間に到達するか
計算してみました。
すると、試験日(10月27日)まであと285日
ですので(もう300日を優に切ってるんですね)
もし、今年合格なさりたいということで
あれば、
1000時間÷279日≒3.51時間
土日祝日関係なく、毎日約3時間半勉強
しなければ間に合わないんですね。
いかがでしょうか。
今はもう、そういう時期に来ているという
ことなんです。
しかも、たとえ3時間半といっても、
中身の薄い勉強ではやはり間に合いません。
毎日確実に3時間半分の知的ストックが
できるような勉強でなければいけないのです。
ところが、初学者の方が最初からそのような
学習ができるかというと、かなり難しいです。
まず、学習習慣を身につけるのに時間がかかり
ます。
それから、難しい内容を理解するのに相当な
時間がかかります。
途中でやる気が出なくなることもあるでしょう。
自分一人の独学だと、リスクが大きいんですね。
失敗したらもう1年勉強です。
(個人的には2年ぐらいじっくり勉強してから
受験するのがちょうどいいと思っていますが。)
だから、私は口酸っぱく
▼善は急げ。
▼思い立ったが吉日
▼四の五の言わずに即行動
を申し上げているのであり、
「とても一人で乗り越える自信がない。」
という方に対して、
▼【通信講座「篠研の日本語教育能力検定試験対策」】
▼【2019年度 圧巻!篠研の日本語教育能力検定試験
対策セミナー】
等のをご案内しているわけです。
もちろん、「一人でできる!」という方にとっては
こんなサービスなど無用。
無理して利用する必要などありません。
ただ、現実問題として【1日3.51時間学習】が合格水準。
本気で合格を目指すのであれば、まずこの覚悟を持つという
ことが必須なのです。