先生、日本語教師で食べていけますか？」

以前、日本語教員養成課程を受講
している学生たちと一緒に焼き肉を
食べた時に、

将来海外で日本語教師をしたいと
いう男子学生から

「先生、日本語教師って食べていけますか。」

という質問を受けました。

 

その時私は

「ネットだと薄給という記事が多いと
思いますが、やりようによります。」

と答えました。

 

実際、日本語教師をやっていこうとすると、
決して簡単ではありません。

 

例えば、

国内の日本語学校で非常勤だと、
時給2,000円前後ですから、

これで生計を立てていこうとすれば
かなり厳しいと思います。

 

いくつもの学校を掛け持ちしてやって
いっても

なかなか満足のいく収入を得られない
ということもあるでしょう。

 

しかし、だからと言って日本語教師が
全然ダメかというと、決してそうでは
ありません。

 

例えば、

私の知り合いに韓国でフリーで日本語教師を
やってらっしゃる女性の方がいらっしゃいますが、

その方の話を聞くと、

「韓国の日本語教育というと、学習者が
どんどん減ってジリ貧状態というような
話を聞くと思いますが、

ちゃんと学習者を大事にして、きちんと
教育をしていけば、お客がお客を呼んで、

フリーランスでも月に30万円くらいの
収入は得られるんですよ。」

とおっしゃっていました。

 

やっぱり、ちゃんとやっていれば、

そして、

収入なり、待遇なりを上げる努力を
していれば、いくらでも道は開ける
わけです。

 

例えば、私も最初は民間の日本語学校に
勤めていましたが、

その後大学に職を変えて、

今はさらに個人で通信講座やセミナー事業、
コンテンツ販売などをやっています。

 

おかげさまで、別府という田舎に
住んでいながら、

収入の面では毎月三桁万円の売り上げと
なっています。

工夫すればできるわけなんですね。

 

じゃあ、どうすれば収入を増やすことが
できるかというと、

それは人によって見方、考え方、やり方が
違うと思いますが、

私なりのコツを２つ紹介すると、

 

１つは、

「人が踏んでいない分野に目を向ける。」
「人と違うことをやる。」

ということ。

 

「人のゆく　裏に道あり　花の山」

という句がありますが、

他の人と同じことを同じようにやっていた
のでは、同じような結果しか生まれません。

 

そこに答えはないのです。

 

そうではなくて、

人が目を向けていない分野にも目を向ける。
そして、そこに一歩踏み込む。

 

確かに勇気がいりますが、それをしないと
現状を打破することはできません。

 

もう１つは、

「オリジナルコンテンツを持つ。」

ということですね。

 

なかなか日本語教師の時給が上がらない
理由の一つは、

特に初級の授業で顕著なのですが

どこも同じような教科書で同じような
教育をしているからなんです。

 

同じようなサービスであれば、
後は価格で勝負するしかないので
安売り合戦になってしまう。

 

そうではなくて、自分のオリジナルの
コンテンツをもって勝負をかけるのです。

 

例えば、私の通信教育講座も

スライド枚数3000名以上の講義資料で、
膨大な文献からの引用もしていますが、

基本的には私のオリジナルコンテンツと
なっています。

【通信講座「篠研の日本語教育能力検定試験対策」】
http://www.kanjifumi.jp/become/distancelearning/
（来月から一般募集します(^_^)）

 

それから、こちらのセミナー。

 

【篠研の日本語の教え方ワークショップ
「初級文型導入の授業準備を短縮する方法」】
https://www.kanjifumi.jp/bunkeitansyuku/

私篠崎の完全オリジナル。

 

オリジナルだから唯一無二。

 

だから、こういったサービスがほしい人は、
私のサービスを利用するしかないわけですね。

 

そうすると、道がまた開けてくるわけです。

 

日本語教師で身を立てていきたいと思って
らっしゃる方、

あるいは、今以上にQOLを高めていきたいと
いう方、

是非参考にしていただきたいと思います。