日本語の諺「猫に小判」を中国語でいうとどうなる?
いきなりですが問題(ジャカジャン!)
日本語の諺「猫に小判」を中国語でいうとどうなる?
1 虎に笛を吹く。
2 豚に舞を舞う。
3 猿に詩を詠む。
4 牛に琴を弾く。
答えは
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4番。
「猫に小判」と言えば、価値のわからない人に
高価なものを与えても何の役にも立たないこと
を表す、日本ではお馴染みの諺です。
これにあたる中国語は
「牛に琴を弾く(中国語では「対牛弾琴」:
トゥェイ ニォウ タァ? チィ?)」
だそうです。
物の価値がわからない牛に美しい琴の調べを
聞かせても全く意味がないというわけです。
このように動物を使った諺を比べてみると、
国によって動物に対するイメージに違いの
あることがわかります。
今回の場合、
「物の価値がわからない愚かな動物」
として日本では猫が、中国では牛がその任を
担っているというわけです。
日本語の授業でも、学習者と動物に対する
イメージについて話し合うと、文化差が出て
面白いかもしれませんね。