検定試験出る問シリーズ(3)-試験I問題I子音問題の肝。
検定試験 試験I問題Iの(1)ないし(2)は
例年、音声記号を使った子音の仲間外れ
問題が出題されます。
毎年決まって出題されるもので、今年も
ほぼ間違いなく出題されるでしょう。
来る球の球種が最初から分かっている
わけですから、絶対外してはいけません。
そもそも子音は
・声帯振動の有無
・調音点
・調音法
の3点から特徴づけられるわけですから、
この3つの観点から仲間外れを割り出せば
いいわけです。
なので、知識があやふやな方は、今一度
五十音図を見ながら各カナの子音の特徴を
復習してくださいね。
それを踏まえたうえで、この問題の攻略
ポイントを挙げると、次の3つ。
1.イ段の子音に気をつけろ!
2.見慣れない発音記号に気をつけろ!
3.ハ行の子音に気をつけろ!
なぜイ段なのか。
それは、イ段だけ調音点が違うから。
基本的に、イ段の子音は他の段より
調音点が硬口蓋に寄っているのです。
これを口蓋化といいます。
そして、その寄りが過ぎると
「シ」「ニ」のように調音点が
大きくずれるのです。
また、見慣れない発音記号も注意しましょう。
具体的には、小文字のアルファベットにない
発音記号です。
「シ」「チ」「ニ」「ヒ」「フ」、ラ行、「ワ」
の子音がそうですね。
そして、ハ行は子音があっちこっち行きますので
こちらも要注意です(だからよく出題されるんですね)
最後に1つ。
アルファベットが2つ続いた子音は
100%破擦音だから気をつけろ!