試験勉強しているのに成果があがらない本質的な理由（その１）。
「検定試験の勉強をしているのに
成果がなかなか出ない。」
という場合、可能性として２つの
ケースが考えられます。
１つは、まだ成果が上がるタイミング
ではないということ。
そもそも学習成果は、学習量に正比例して
出てくるものではありません。
ある時点までは、まるで砂漠に水を撒くがごとく
やってもやっても目に見える成果は現れません。
ですが、ある時点を超えると２次関数の軌跡
のように、急に成果が現れ始めます。
これを成功曲線といいます。
一生懸命勉強しているのに成果が表れないと
とても不安に感じますが、
もし、まだ成果が表れるタイミンでないので
あれば、心配することはありません。
いずれ成果が表れてきます。
しかし、そうなるためには１つだけ条件が
あります。
それは、「正しい勉強をしている」ということ。
だから、本気で検定試験に合格したいと
考えているのであれば、
ただやみくもに勉強するのではなく、
「正しい勉強」
を意識する必要があるのです。
成果が表れない可能性のもう１つのケースは
勉強の仕方が間違っているということ。
例えば、参考書に書いてあることを、ただ字面
だけ読んで内容を吟味せず、
ひたすらキーワードの暗記に没頭する勉強は、
間違っています。
大事なことなのでもう一度言いますね。
参考書に書いてあることを、ただ字面だけ
読んで内容を吟味せず、
ひたすらキーワードの暗記に没頭する勉強は、
間違っています。
キーワードの暗記レベルの勉強だと、
検定試験の問題のうち、試験I問題Iのような
一問一答的な問題であれば解けますが、
試験IIIによく出る授業プラン問題のような
実践的な判断力を問う問題では太刀打ち
できません。
（そりゃ、そうですよね(^_^)）
想像してみてください。
そもそもキーワードの暗記程度の浅い理解のまま
現場に立ったところで、
自信をもって授業ができます？
では、「正しい勉強」とはどのような勉強なのか。
そのヒントが、先日基礎固めセミナー動画をご購入
いただいたN.R様のご感想メールの中にあります。
特に、試験勉強に伸び悩みを感じられている方。
「正しい勉強」とはどのような勉強なのか。
考えてみてください。
以下、N.R様からのご感想メールです。
N.R様、ご感想ありがとうございました。
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篠崎先生、スタッフの皆様
いつもお世話になっております。
このたび「圧巻！日本語教育能力検定試験基礎固め
セミナー2018年版」のDVDを購入させていただきました。
先生のセミナーは去年参加させていただいたので
セミナーのクオリティは存じておりましたが、
正直に申し上げると金額で少し躊躇しておりました。
（すみません。）
しかし、やはり購入させていただいて良かったです！！
セミナーの臨場感には負けますが検定問題の解き方、
出題背景、授業へのもっていき方まで繰り返し頭に
叩き込めるセミナーDVDは他にありませんね。
去年、私がセミナーを受けた時期はまだ日本語教師
として仕事を始めていませんでした。
先生のセミナーを受け、授業へのもっていき方など
『なるほど！』と思うことは多々ありましたが、
実感が伴っていませんでした。
今回は検定問題の解き方はもちろん、学習者の提示の
仕方などがとても勉強になりました。
去年は最後まで勉強できなかったので、今年は頑張り
たいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。