オン指導とオフ指導の切り替えで学習者の心を鷲づかみ!
冒頭でも述べた、今日の日本語指導。
リラックスした雰囲気の中、とても盛り上がり、
しかも、学習者は前のめりになって熱心に
ロールプレイに取り組む。
いい授業でした(^_^)
今回うまくいったのは
(まぁ、だいたいいつもうまくいきますけどね(^_-)v)
オン指導とオフ指導を授業の流れの中で
うまく切り替えられたからです。
オン指導もオフ指導も私の造語ですが、ざっくりいうと
オン指導とは、教案通りのかしこまった指導。
オフ指導とは、教案から脱線したざっくばらんな指導。
もう少し詳しく言うと、
オン指導は、計画的、確実、予測可能な意図学習
を狙った指導。
オフ指導は、非計画的で、不確実、予測困難な
偶発学習を狙った指導。
授業では、どちらも大事。
と同時に、どちらか一方しかしない授業は
うまくいきません。
オン指導だけだと、学習項目はしっかり導入
できますが、
ワクワク、ドキドキ、リアル感のない授業に
なってしまい、
学習者はやがて意気消沈し、最悪爆睡(>_<)
一方、オフ指導だけだと、授業はワクワク、
ドキドキ、リアル感いっぱいですが、
授業が計画通りに進まず(というか、完全無視)、
引継ぎの先生に迷惑かけるし、評価ができません。
だから、実際の授業では、
オン指導でしっかり堅実に授業を進めながら、
ここぞという時に、オフ指導でリラックスしつつ
さりげなく、さまざまな語彙や表現をオフレコで
入れ込む。
そしてまた、堅実なオン指導でクラスをキュッと
締めながら、
適当なところで、話を脱線させ、リアルな本音
モードで、学習者と会話する。
そうやって、学習者の心を鷲づかみにすると(^_^)
ちょっと長くなりそうなので、続きは次回に。