日本語教育を学ぶなら、“日本語教育中毒者”から学ぶべし。
今日はこれから剣道の稽古(大人の部)。
11月の六段審査に向けて汗を流します。
参加者は10人前後とちょうどいい感じですが、
ほとんどの方が、六段・七段の高段者。
40代、五段の私など、この輪の中に入れば
若造も若造(笑)
60代、70代の先生相手に全く歯が立ちません(>_<)
小一時間の稽古が終わって、更衣室で着替えて
いると、
七段の先生(お寺のご住職)から、
「篠崎さん、今一番剣道楽しいやろ。」
「はい!」
まったくもってその通り、とっても楽しいです。
「でもね、篠崎さん。
その楽しさの山をこう、越えるとね…。」
嫌にでもなるんかな。
「中毒になる!」
はっ? 中毒??
「稽古せんと、体が疼くようになるんだよ。
稽古せずにはおられなくなるんだよ。」
と言って、「ニッ!」と笑われました。
それって、
「楽しい」よりすごいじゃないですか!
それって、
剣道の虜ってことじゃないですか。
それって、
剣道の楽しさ、面白さ、奥深さ、難しさを
知り尽くしているってことじゃないですか。
それって、
剣道が人生の豊かさに直結しているって
ことじゃないですか。
どうせ剣道を学ぶのなら、こういう先生の
もとで学びたい。
この先生なら、剣道の面白さをいくらでも
教えてくれそうな気がする(実際そうです)。
思わず私は、
「早くその域に行きたいです。」
と言ったところ、
その先生、私の方を向いて、また「ニッ!」と
笑われました。
日本語教育も、どうせ学ぶなら、
「楽しい」をはるかに超えてその虜となり、
日本語教育の楽しさ、面白さ、奥深さ、
難しさを知り尽くし、
日本語教育が人生の豊かさに直結している
そんな
「日本語教育中毒者」
から学ぶべきでしょう。
そのほうが、日本語教育の面白さをいくらでも
教えてくれるに違いないからです。
そして、私も
「日本語教育中毒者」
「日本語教育変態(いい意味で)」
になるべく、日々
メルマガ配信稽古
講義資料見直し稽古
質問お答え稽古
セミナー登壇稽古
授業稽古
専門書読破稽古
企画立案稽古
に頭に汗を流している次第。
ちなみに、8月にはタイ在住の検定会員様
の案内で、
「篠崎が行く!タイバンコク3泊4日、
日本語教育機関見学の旅」
を企画中(^_^)
もはや「仕事」というより「道楽」に
近い感覚ですが、
これって、「中毒」の域に入っているん
ですかね。