初級文型導入授業の準備を1時間以内に抑えるウラ技(その2)
「授業の準備が大変!!
特に、初級の文型導入にあたったら最悪(>_<)」
というご意見をあちこちから聞きますので、
時短術を数回に分けて紹介しますね。
第2回は、
【文型導入は、パクってパクってパクりまくれ!】
です。
おそらく一番時間がかかるのは、
【文型の導入のネタ出し】
ではないかと思います。
学習者の嗜好にヒットするように、
学習者のやる気を引き出すように、
そしてできれば、学習者にウケる
ように(笑)
いろいろと工夫を凝らしているのでは
ないでしょうか。
ですが、文型導入で一番大事なことは、
とにかく
【わかりやすいこと】
です。
直感的に理解できる、誤解なく理解できる
すっきりしたプレゼン。
これが一番大事です。
奇をてらう必要などないのです。
では、そうした文型導入を実現するためには
どうしたらいいか。
それは、先人の知恵に学べばいいのです。
言い換えれば、既存の参考書をパクってパクって
パクりまくればいいのです。
初級の文型導入であれば、児童とか特殊なニーズを
持つ学習者でない限り、大体共通しています。
であれば、いくつかの参考書の導入事例から
▼自分ができそうなもの
▼学習者に合いそうなもの
を、そのままパクればいいのです。
お勧めの参考書は、
『みんなの日本語I』教え方の手引き
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『みんなの日本語II』教え方の手引き
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『日本語の教え方ABC』
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『日本語教科書の落とし穴』
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ひとまずこの辺りで大丈夫です。
大事なことは、ネタ出しに時間をかけるのではなく
リハーサルに時間をかけること。
そのほうが、ゆとりをもっていい授業ができます。
古の言葉に言う「温故知新」というやつです。
試してみてくださいね。