初級文型導入授業の準備を1時間以内に抑えるウラ技(その1)
「授業の準備が大変!!
特に、初級の文型導入にあたったら最悪(>_<)」
というご意見をあちこちから聞きますので、
時短術を数回に分けて紹介しますね。
今回は、
【授業展開は、一定のパターンで!】
です。
授業の準備に多大な時間をかけてしまう
原因の1つに、
「授業展開を1から考えてしまう。」
というのがあります。
授業の度に1から考えていたのでは
そりゃ時間がかかりますよ。
また、文型の度に授業展開がコロコロ
変わるというのは、
実は学習者にとっても負担が大きいの
です。
なぜなら、授業展開の先が読めず、
どう対応したらいいのその都度考え
なければならないから。
昔、「水戸黄門」という超長寿番組
がありましたが、
なぜあれほどまでに長くやれたかと
いうと、
出演者や場面設定こそ毎回違うものの
話の展開はほぼ同じだったからです。
毎回同じ展開だからこそ、圧倒的な
安定感があるのです。
初級の授業も同じ。
扱う文型や語彙こそ毎回違うものの
授業の展開はほぼ同じ。
これが理想です。
ましてや、初級は日本語力の低い
レベル。
安定した授業は、学習者にとっても
圧倒的な安定感に繋がり、
安心して授業に取り組めるのです。
では、初級のベースの授業展開は
どういうのかというと、
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[前活動] ウォーミング・アップ [本活動] 1.導入文型の提示2.新出語彙の導入
3.文型導入1(~3)
4.文法事項の補足説明
5.文型練習
(6.コミュニカティブ活動) [後活動] まとめ
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まずは、この型の通りに授業を進める
ことが大事です。
と同時に、授業準備もこのパターン
にそって進める。
最初から授業展開が分かっていれば
授業準備も楽ですよね(^_^)
まずはこれを意識してみてください。
これでかなり時短化できると思います。