どんな日本語教師になりたいですか。
日本語教師が2人いるとします。
1人は、ただ与えられた仕事をこなすだけの
教師。
もう1人は、目の前の仕事をこなしながらも
自分の目指す「理想の教師」を追求する教師。
スタートラインは、全く同じキャリア、
全く同じ知識、全く同じスキル、
全く同じ人脈だとして、
10年後、両者はどう変わっているでしょうか。
前者の場合、10年後、最悪日本語教師を
やっていません。
まるで、工場の煙突から大気中に有害物質を
まき散らすブラック企業のように、
周囲の迷惑を顧みず、職場や学習者に対する
不満・愚痴をぶちまけながら、結局やめてし
まいます。
一言で言うと「公害教師」。
そういう人、周りにいませんか。
一方、後者の場合、10年間、目標に向かって
自己成長を続けるので、
場合によっては、日本語教育のある分野の
第一人者になって、
▼学会等で発表していたり、
▼専任教師になったり、
▼大学院等に進学していたり、
▼高待遇な職場で働いていたり、
▼書籍を出版したり、
▼セミナーを開催したり、
▼政府の有識者会議に呼ばれたり、など。
10年経つと、もうほんとに全く違う人間に
なっていたりしています。
どうしてそうなるかというと、
「私はこういう日本語教師になりたい。」
という明確な夢、目標があり、
それを日々思い続け、それに向かって
行動し続けたからです。
確かに、デビュー時は与えられた仕事を
こなすだけでも結構ハードです。
授業の準備で徹夜になる日があるかもしれ
ません。
しかし、それでも
「私はこういう日本語教師になりたい。」
という明確な夢、目標があり、
理想と現実のギャップを埋めるための
思考と行動を、
10年=365日=8,760時間=525,600分
続ければ、成長しないわけがないのです。
では、その差が生まれるスタートは何か
というと、
「私はこういう日本語教師になりたい。」
という夢・目標を掲げたかどうか。
それが、その後のあらゆる意思決定に
影響を及ぼし、
10年経つとまるで違う教師人生を歩む
ことになる。
それが、
「公害教師」と「成長する教師」
の決定的な違いなのです。
従って、
「私はこういう日本語教師になりたい。」
という夢・目標を掲げることが何より大事。
というか、それなくして何も始まりません。
後は、現実と理想を埋めるための方法論を
見つけ出し、それを粛々と実行するだけ。
ただし、その方法論が簡単には見つかりません。
だから、どうしても試行錯誤が必要になって
来ます。
ただ、それはこれまで多くの先人がすでに
やって来たこと。
であれば、先人がとってきた方法にに触れ、
まずはその通りにやってみることが、
一番の近道なんですね。
本メルマガでご紹介している
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も、日本語教師20年の篠崎が、20年の試行錯誤の
結果生みだした様々なノウハウを、
「もう自己成長するノウハウ・ソリューションは
ありますので、
皆様はもうムダな試行錯誤に時間・労力を費やす
必要はありません。」
というメッセージを込めてお送りしているのです。
もちろん、それをご利用なさるか否かは皆さん次第。
いずれにしても、
「私はこういう日本語教師になりたい。」
という夢・目標を掲げることが、今後の教師生活に
決定的な違いを生みだすということは、
ここで強調しておきたいと思います。