いい日本語教師、行列ができる日本語教師になるためには。

いい日本語教師、行列ができる日本語教師に
なるためには、

学習者の深層ニーズにベストマッチした教育
サービスを提供することが重要です。

いや、それが唯一の方法です。

学習者自身ですら気がついてもないような
深層ニーズを想像し、

それに合ったサービスを用意し、

「あなたが欲しかったものは、
もしやこれではありませんか。」

と学習者に提案するのです。

そのサービスが、まさに学習者が求めて
いたもので、

なおかつあなたしか提供できないもの
であれば、

学習者はあなたに頼らざるを得ず、
従って、自動的に

「いい日本語教師」
「行列のできる日本語教師」

になることができるでしょう。

しかしながら、

考えたサービスが、学習者のニーズに
ぴったり合ったものかどうかは、

実際に学習者に投げてみないとわかりません。

私が今、本メルマガ読者の方々に対して、

「検定試験の勉強を始めたい自分の背中を
押してほしいっていう人、きっといるだろなぁ。」

と想像して

【シノザキ春のホン祭り】

を企画したり、

「私、誰かに引っ張ってもらわないとダメ
なんですって人、いるだろうなぁ。」

と想像して、

【検定プレミア会員】

を新たに設定したり、

あるいは、

「きっと、講義資料を個別に買いたいって
いう人もいるだろなぁ。」

と想像して、

【通信講座講義資料個別販売】

という新たなサービスを開始したり、

あるいは、

「普段、字面を読んでるだけの勉強だと
なかなか頭に入らない。

検定試験を熟知した人から直接わかりやすく
教えてほしい、っていう人もいるだろうなぁ。」

と想像して、さまざまな切り口で検定対策
セミナーを実施したりしているのは、
とりもなおさず

「日本語教育能力検定試験に合格したい。」

という強い思いを持っている人の深層ニーズは
何なのか、

彼らにベストマッチなサービスは何なのかを
探るためです。

で、私としては

いろいろ想像しては、それを具体的な
サービスの形に落とし込み、実際に皆さんに
ぶつけてみて、

「そうそう、それが欲しかったんですよ。」

となってご利用いただいて初めて、

「なるほど、こういうのが欲しかったのか。」

と理解できるのです。

それまでは、市場が何を求めているのか
私自身も正確には分からないのです。

だからこそ、いろいろいろいろ想像して、
仮説を立て、

さまざまなサービスを作っては、相手に
打ち込んで検証する。

10本打って１本しかヒットしなかったら、
その１本だけ継続して、残りの９本は捨て、

さらに新しいサービスを作って打ち込む。

そして、ヒットしたものだけを残して
後は捨てる。

それを何度も何度も繰り返していけば、
結局ヒットするサービスだけが残り、

結果、皆様の場合であれば、学習者から

「いい日本語教師」

という評価をもらい、その評価が高まると、

「行列のできる日本語教師」

となるのです。

だから、いい日本語教師、行列のできる日本語
教師を目指すのであれば、

学習者の深層ニーズを徹底的に考え、
それに見合ったサービスを数多く作り、

それをどんどん現場で試してみて
仮説－検証を繰り返す。

それがとても大切なのです。