次のような方は、ぜひ本セミナーにご参加ください。

  • 国家資格日本語教員試験/日本語教育能力検定試験に、今年どうしても合格したい方。
  • 日本語教員試験の「言語と教育」のほとんどの項目に関わる最重報告書『日本語教育の参照枠』をマスターしたい方。
  • これから国家資格試験や検定試験の勉強を始めたいが、どこから手を付けていいのかわからない方。
  • 日本語教育能力検定試験に何度も不合格になったが、どうしても諦めきれない方。

なぜ篠研の試験対策セミナーは、国家資格日本語教員試験にも日本語教育能力検定試験にも対応しているのか。

なぜなら、篠研の試験対策セミナーは、両試験共通の出題範囲「必須の教育内容」に対応しているからです。

令和6年から実施される国家試験日本語教員試験と従来の日本語教育能力検定試験は、いずれも文化庁から出されている「必須の教育内容」を共通の出題範囲としています。

つまり、出題範囲も出題構成もまったく同じなのです。

だから、本セミナーは両試験に同時に対応できるのです。

篠研の試験対策セミナーが選ばれる理由

  • 理解が難しい「日本語教育の参照枠」を、背景情報なども交えながら重要度の高いものからわかりやすく解説するので、理解しやすく、合格力が身につく。
  • 「参照枠」作成にかかわった関係者からのヒアリング、現職者を対象とした国家資格取得経過措置の「講習Ⅱ」の内容を踏まえた内容。だから、試験直結。
  • 報告書の内容を事例を交えながらより詳しく、かつ初学者でも理解できるよう分かりやすくかみ砕いて解説。だから、合格レベルの分析力が身につく。
  • 講師である篠崎の教師歴25年の経験を交えた厚みのある解説。だから、単なる試験勉強ではない、現場に立ってこそ活きる知識や現場感覚が身につく。

セミナー概要

1.趣旨

 「日本語教育の参照枠」(以下、「参照枠」)は、日本語教員試験・日本語教育能力検定試験の出題範囲(「必須の教育内容50」)、特に「言語と教育」で相当なウェイトを占め、なおかつ、文部科学省が認定日本語教育機関のカリキュラムの中心として位置づけ、さらに、今後も試験でのかなりの出題が確実視されている極めて重要な報告書です。本セミナーでは、156ページにわたる本報告書のうち、試験必出最重要ポイントを2日間で徹底解説します。「参照枠」は出題範囲である「必須の教育内容50」のうち、(20)日本語教師の資質・能力、(21)日本語教育プログラムの理解と実践、(23)コースデザイン、(24)教授法、(25)教材分析・作成・開発、(26)評価法、(27)授業計画、(31)目的・対象別日本語教育法と、「言語と教育」の半分以上の項目に関わる重要事項です。本セミナーで「参照枠」を完全マスターすれば、余裕をもって試験勉強を進めることができるでしょう。

2.講師

無題講師:篠崎大司

株式会社篠研代表取締役
別府大学国際言語・文化学科教授

東北大学教育学部、広島大学大学院日本語教育学研究科(教育学修士)。日本語学校専任講師を経て、2000年より現職。
1971年愛媛県出身。大分県別府市在住。趣味は剣道(六段)、別府温泉巡り(別府八湯温泉道名人を3度取得)。
専門は日本語教育学、特にeラーニング、ブレンディッドラーニング(eラーニングと対面式授業を融合した授業スタイル)による授業実践研究。

主な著書に『日本語教育へのいざない―「日本語を教える」ということ』(凡人社)、『日本語教育の道しるべ 第4巻 ことばのみかたを知る』(凡人社)、『日本語教育能力検定試験合格するための用語集』(アルク)、『日本総論I-日常生活と日本の輪郭』(クリエイツ)。その他、『日本語教育ジャーナル』、『日本語教育能力検定試験合格するための本』(共にアルク)など、連載多数。

 

3.日時

2025年3月29日(土)・30日(日)9:00-17:00

(セミナーは9時より開始いたしますが、参加者のZOOM接続状況の確認とサポートを考慮して、8時45分よりミーティング参加できるようにいたします。)

受講後、参加者全員に2日分のセミナーの無編集動画を2週間限定でお届けします。

なお、本セミナーはスタンダード会員・プレミアム会員セミナー参加権対象外になります。

4.会場

オンライン(ZOOM)開催
セミナーでは、資料を提示しながら進めますので、受講はスマートフォンではなく、PCか大きめのタブレットでご参加ください。

zoomの使い方についてはこちらをご参照ください。

5.定員

定員20名

6.受講料

受講料は原則ご返金いたしかねますのでご注意ください。

会員 

 30,000円(税込33,000円)

一般 

 40,000円(税込44,000円)

※なお、「会員」とは、篠研の検定会員(ライト会員、スタンダード会員、プレミアム会員)および修了生、「篠研サロン-教育実践部」会員、年間プログラム会員ならびに「教えて!」会員(正会員・閲覧会員)をいいます。「一般」とは、上記サービスをご利用でない方を言います。無料メルマガにご登録のみの方は、会員には含まれませんのでお間違いのないようご注意ください。

7.テキスト

下記の資料を予めプリントアウトしておいてください。

「日本語教育の参照枠 報告 」
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/93476801_01.pdf

8.締め切り

2025年3月28日(金)16時まで

9.講義内容

Ⅰ 「日本語教育の参照枠」の検討経緯

1 現状
_(1)日本語教育の標準や参照枠について
_(2)日本語能力の評価について
2 課題
_(1)日本語教育の標準や参照枠に関する課題
_(2)日本語能力の評価や判定試験に関する課題
3 「日本語教育の参照枠」が目指すもの
4 「日本語教育の参照枠」の枠組みとしてCEFRを参考とすることについて

Ⅱ 「日本語教育の参照枠」について

1 構成
2 日本語能力観と六つのレベル
3 全体的な尺度
4 言語活動別の熟達度
5 活動 Can do 一覧
6 方略 Can do・テクスト Can do 一覧
7 能力 Can do 一覧
8 漢字を含む文字の扱いについて
9 「日本語教育の参照枠」の今後に向けた検討課題

Ⅲ 日本語能力評価について

1 「日本語教育の参照枠」における言語教育観に基づく評価の三つの理念
2 「日本語教育の参照枠」における日本語能力観及び評価の考え方
_(1)日本語能力観について
_(2)言語使用者及び学習者の言語能力熟達度を構成する能力
_(3)客観的に日本語能力を測定する上での評価の基礎的な概念
_(4)多様な評価の在り方と事例
3 日本語能力判定のための試験等について
_(1)日本語能力の判定試験と「日本語教育の参照枠」の対応関係を示すことの意味
_(2)日本語能力の判定試験と「日本語教育の参照枠」の対応付けの手続
_(3)試験開発に関する基本的な考え方
_(4)社会的ニーズに応える日本語能力判定の在り方について

Ⅳ 参考資料

1 言語能力記述文の作成方法及び検証手法に関するガイドライン
2 話し言葉の質的側面
3 JF日本語教育スタンダードについて
4 就労場面で必要な日本語能力の目標設定ツールについて
5 評価の種類
6 日本語の能力判定に係る試験等一覧

お申し込み方法

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