指導の対象者に応じたご指導をされるには実態把握が大切であることを感じました。
個別コンサルをご利用いただいたH.T様
よりお便りを頂戴いたしましたので
ご紹介いたします。
H.T様、個別コンサルをご利用いただき
ありがとうございました。
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最初に、先生が現在、私の担当している
学生たちの実態について大変詳しく質問
されました。
やはり、指導の対象者に応じたご指導を
されるには実態把握が大切であることを
感じました。
読解指導では、
「まず、自分でその文章をしっかりと読む
こと」
「質問があれば自分で解答してみること」
とのご指導がありました。
先生から実際に私が授業で使用している
テキストの文章を使いながら、私に次々と
質問をされましたが、
このようなやり取りが、実際の授業を再現
してくださっていると感じました。
質問に対して私も相当頭を使いましたが。
「どうしてそう考えるか」
「文章のどこに書いてあるか」
などの問い掛けも参考になりました。
また、意見・考えを言わせることを通して、
その人の人生観や世界観、国柄、世代感な
ども把握できるし、
交流により深めることもできるというよう
なお話も参考になりました。
「<どうして>を5回繰り返す」
「文章に戻る」
なども今後活かしていきたいと思いました。
メインの質問事項以外のことにも参考図書
を紹介してくださったり、
勉強方法のヒントをくださったり、いろい
ろアドバイスされ、
時間を相当オーバーしてご指導くださいま
した。
今回のご指導や「読解の鉄則」などを今後
の読解指導に活かしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
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読解指導を引き上げるには、まずは
教師自身が文章を読みながら自問自答
を繰り返すことが大切です。
つまり、文章との対話ですね。
通信講座の講義資料にもありますが、
「グローバルな問い」
を繰り返すことによって、どんどん
文章の深み、茂みに分け入っていく。
それがすごく大事なのです。
指示詞の内容、省略された主語の特定。
もちろん、そうした「ローカルな問い」
も重要ですが、
そこで終わってしまっては、文章の
上っ面しか理解できません。
一期一会の文章との出会いが、それで
終わってしまっては本当にもったいな
いんですね。
H.T様、ぜひ今回の学びで文章への向き
合い方を振り返られ、
読解授業に活かしてくださいね(^_^)