キーワード解説「う」
これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。
受身の機能(うけみのきのう)
庵(2001)は受身の機能を以下のようにまとめている。
・対応する能動文の動作主を不問に付したい場合
例:1998年、長野でオリンピックが開かれた。
・影響の受け手の方が影響の与え手より身近な場合
例:弟は知らない男に殴られた。
・従属節の主語を主節の主語と統一したい場合
例:先生に叱られて、太郎は泣いた。
・迷惑な気持ちを表したい場合
例:私は友だちにおもちゃを壊された。
(庵功雄(2001)『新しい日本語学入門 ことばのしくみを考える』スリーエーネットワーク pp.104-107)
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